【RISE】元ボクシング世界女王・吉田実代が電撃参戦、12年ぶりのキックにどう挑むか!?=11.2
11月2日(日)東京・両国国技館にて開催される『RISE WORLD SERIES 2025 FINAL』の対戦カード発表記者会見が、26日都内にて行われ、元IBF女子世界バンタム級王者で元WBO女子世界スーパーフライ級王者の吉田実代(Bread winner NYC/前IBF世界バンタム級王者、第5・7代WBO世界スーパーフライ級王者)と美斬帝(=みきてぃ/テツジム)の、-52.5kg契約での対戦が決定した。
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RISE伊藤隆代表は、吉田について「彼女は鹿児島から上京してきた時に、私が指導していた経緯もありまして、そこからキック、MMAへ参戦しました。キックの戦績も14戦10勝(2KO)4敗と、いい成績を残しておりまして、そこから皆さんご存知の通り、(プロボクシング)世界2団体の王者となりました。そして時を経て今回参戦となりました」と紹介。
一方の美斬帝については「34戦の経験があり、パンチが強くて非常にうまい。無冠の女帝という感じですね」とし、2人の試合に「女子の枠を超えるような試合を期待しております」と語った。
吉田は“戦うシングルマザー”の愛称で日本を代表する女子プロボクサー。現在拠点としているニューヨークから、今回はリモートで会見に参加し「海外ではボクシングも引き続きやるのですが、今回機会をいただいて、RISEに出場することになりました。目指すからには一番を目指して、生半可な気持ちでやるつもりはないので、しっかり頑張りたいと思っています」とコメントした。
今回、参戦した経緯としては「ボクシングではこの2年間で2試合しかできない状況が続いていて、やっぱり私もファイター、もう37歳なので、自分が一番フレッシュでいられるというか、しっかりした気持ちと体力と結果を出せるのは、本当に2~3年だと思っているので、ずっと待つより、どんどんアグレッシブに、最後はファイターとして挑みたいなと思いました」と心境を吐露。
12年ぶりのキックボクシング戦に関しては「やっぱりそんな簡単じゃないことは分かってるんですけど、それなりにしっかり練習もしてきて、ゴーサインが周りから出たので今回挑む形になりました」という。
今後は海外でボクシングの試合をしつつ、キックの試合も行うという吉田は「まだ IBFも1位のままで、前回の試合がリマッチというか、指名挑戦者として決まってるので。二刀流でどちらもやります。元々この2年間が、ボクシングの試合が本当に年に1回しかなかったような状態だったので、最初はフィジカル強化の目的のためにキックボクシングもやったりしていました。海外には結構そういう兼業してる選手も多いので、そこは問題ないかなって思います。やっぱり今まで自分がボクシングで実績を残してきたので、そこに泥を塗るようなことはしたくないので、しっかりボクシングもできてキックボクシングもできるっていうのが、理想的な形かなっていう風に思います」と意気込む。
ゆくゆくは女子フライ級(52kg)の王者テッサ・デ・コムに挑みたいという。「やるからにはテッサ選手とやりたいなっていうのは思ってます。ちょっと映像を見させてもらったんですけど、 噛み合うのかなっていうのもちょっと感じてます」とした。
対する美斬帝は、ミネルヴァ ライトフライ級(-48.9kg)1位の実力者。RISEに参戦するのは18年7月の寺山日葵戦以来で、約7年ぶりとなる。「ずっと出たかったRISEなので、階級は1階級上になるのですが、階級も相手も関係なく即断即決しました。 こんな大きい大会に呼んでもらえたということは、それなりの意味があるので、私もしっかり爪跡を残したいと思います」と意気込んだ。
吉田は美斬帝の印象について「パンチもローも、ハイキックもミドルも、前蹴りもっていう感じで、アグレッシブにどんどん前に出て手数手数で来る選手だなっていう風に思いました。気持ちも強いんだろうなっていう、盛り上がる試合になるんじゃないかなと思います」と語った。
パンチテクニックも上がり、プロボクシング世界2団体の王者となった吉田。12年ぶりのキックボクシングはどのような試合となるか。
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