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元Bellator王者セルジオ・ペティス、“大逆転”の回転ヒジKO!「まるで堀口戦の再現」=PFL

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2025/10/04(土)UP

ペティス(右)の回転ヒジが直撃する瞬間©PFL

 現地時間3日、ドバイにて開催された『PFL ROAD TO DUBAI CHAMPIONS SERIES』の[バンタム級 5分3R]にて、セルジオ・ペティス(米)がマゴメド・マゴメドフ(ロシア)に2R KO勝利を飾った。ケージ際で回転ヒジが炸裂し、ファンからは「堀口と戦った時のKOみたい」と驚きの声が上がっている。

【フォト&動画】“大逆転”の回転ヒジで失神KO!堀口戦の衝撃シーンも

 ペティスは戦績25勝(5KO・4一本)7敗で、UFCやBellatorで活躍してきた。Bellatorでは21年5月にバンタム級王座を獲得し、その年の12月に同級タイトルマッチで堀口恭司と対戦。バックブローで失神KO勝利を収め、初防衛を成し遂げた。24年6月には『RIZIN.47』にて堀口と再戦するものの、判定負け。25年6月にPFL初参戦となり、初戦でラウフェオン・ストッツに判定勝利し、再起を飾った。

 対するマゴメドフもBellatorで活躍したファイターであり、戦績は21勝(4KO・10一本)5敗。ロシアの格闘技団体『ACB』を主戦場にしていた時に元UFC世界バンタム級王者ピョートル・ヤンに判定で勝利した経験を持つ。前戦は6月のPFLでサラジョン・ハミドフに判定勝利を収めた。

 試合は1R、バックスピンキックや前蹴りなどを繰り出すマゴメドフに対し、ショートフックやストレートをシャープに出すペティス。ペティスも回転系の攻撃を繰り出すものの、かわされてしまう。マゴメドフがニータップからの膝蹴り、払い腰でグラウンドの展開になると、ペティスはクローズドガードの体勢を取る。ケージを使って立とうとするペティスに、打撃をコツコツ当てるマゴメドフ。立ち上がりハイキックを放つペティスだが、当たらず下になり、1Rは終了。

ペティスが追撃し、レフェリーストップ©PFL

 2R、手をついた蹴りを放ち、トリッキーな動きを見せるものの、冷静にかわすペティス。その後、グラウンドの展開となり、一本を狙うペティスに対しパウンドを落とすマゴメドフ。マゴメドフがバックを取り、バックチョークを狙うも外れる。グラウンドの展開がしばらく続き、スタンドの展開に戻るとケージ際にペティスを追い込むマゴメドフ。しかし、攻撃を繰り出すとペティスの回転ヒジがテンプルにかすり、マゴメドフがダウン!そのままペティスが追撃し、レフェリーストップとなった。

 このKOを見たファンは「予想だにしていないKOだ」「この男は機転が利きすぎている」「堀口と1度目に戦った時のKOみたいだ」「流石Bellator王者だ」など逆転勝利を賞賛する声が多く上がっていた。

 見事KO勝利を収めたペティスだが、次戦はどうなるのか。彼の今後の活躍に注目したい。

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