元UFC王者オリベイラが故郷で大量のおもちゃプレゼント!貧民街で育った過去
元UFCライト級王者のチャールズ・オリベイラ(35=ブラジル)が、14日、故郷ブラジルで巨大なパーティーを開催し、子供たちに無料の食べ物やおもちゃをプレゼントしていたことを海外メディアが報じた。オリベイラは12日のUFCでライト級8位のマテウス・ガムロット(34=ポーランド)に一本勝ちを収めたばかりだった。
海外メディアACD MMAは、「ブラジルでガムロットに勝利してから2日後、チャールズ・オリベイラは現在、故郷のブラジル・グアルジャで家族のための巨大なパーティーを開催しています。彼はすべての子供たちに無料の食べ物やおもちゃを配っています。私はこの男性を生涯にわたって応援し続けます」と報じた。
オリベイラは10月12日(日本時間)にブラジル・リオデジャネイロで開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・リオデジャネイロ』メインイベントのライト級マッチにて、同級8位のマテウス・ガムロット(34=ポーランド)から2R一本勝ちを収め、会場を沸かせた。
その数日後、オリベイラは量販店で大量のおもちゃを購入。遊具や飲食コーナーを設け、大規模なパーティーを開いて多くの人々を招待したようだ。
元々彼はブラジルのサンパウロ州グアルジャのファヴェーラ(貧民街)で生まれ育ち、ブラジリアン柔術をバックボーンにUFCで成功した経歴を持つ。そのためか慈善活動に力を入れており、グアルジャで恵まれない子供たちに無料で格闘技を教える団体を設立し、20年には約500食を同地に寄付したことでも有名だ。
そうした活動の一環なのか、今回は大量のおもちゃを子供たちに寄付し、パーティーを開いて地元に還元した。
彼の負けられない理由は、地元で生活に苦しんでいる人たちへの寄付や希望を与えることなのだろう。今回のニュースや動画を見たユーザーは「伝説だ。ブラジル人が恩返しをするのが素晴らしい!」や「チャールズ・オリベイラにファンが一人だけ残っているとしたら、それは私です」、また「彼こそベスト!」など熱いコメントが相次いだ。
オリベイラは前回の勝利後、現BMF王者のマックス・ホロウェイの名前を挙げ、ベルト挑戦をアピールしたばかり。彼の言動は、これからも衆目を集めることになりそうだ。
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