【BURST】7連勝の19歳・徹平「相手をド派手にぶっ倒して最後を飾りたい」
10月26日(日)栃木・さくら医療福祉専門学校体育館にて開催される『BURST(バースト)~ORIGIN~』のメインイベントでThe AXE(フィリピン/The Camp/TRT)とヒジありのBURSTムエタイルールで対戦する徹平(ZERO)の試合前インタビューが主催者を通して発表された。
元WMC日本&NJKFライト級王者・羅向(らむ)、WMC日本スーパーフェザー級王者・吏亜夢(りあむ)といった王者勢を輩出しているキックボクシングジム「ZERO」(栃木県宇都宮市)主催興行となる『BURST』。
ZERO期待の新鋭・徹平は現在19歳。小学3年生の時に「周りの子がいじめられていて、その子を守ってあげたいなという気持ちから」ZEROでキックを学び始め、アマチュア経験は約40戦、NJKFのアマチュア大会「EXPLOSION」のトーナメントで2、3度の優勝経験があるという。
「自分は身長が180㎝あって手足が長い方なので、多分キックボクシングよりもムエタイの動きの方が自分に合っている」との理由からヒジありのムエタイ路線を選び、高校1年時の2022年8月28日にスック・ワンキントーンでプロデビューし竜輝に判定負け。
2022年12月4日のプロ3戦目の愁斗戦でも判定負けしたが、その後負けなしの7連勝をマークしている。
「アマチュアの時から僕はあんまり練習をやるタイプではなく、デビュー戦の試合前は練習をあんまりしないまま出たら、ガッチガチに緊張しちゃって。走り込みもしてなかったので、スタミナ切れで負けちゃいました。そこからは自分を見つめ直して、試合が決まったら走り込みしてスタミナを付けて、筋トレでパワーを付けたりと、一つ一つを強化していくことで、もう負けたくないという気持ちが強くなって、ちゃんと練習するようになりました。
3試合目の時は僕がコロナになって、試合前は1回ぐらいしか練習ができてなくて、試合当日も体調が悪くて負けたんですけど、デビュー戦で負けたことですごく自分自身が変わりましたね。僕はすごく負けず嫌いな性格で、もう絶対に負けたくないという気持ちで練習しているので連勝し続けられているのかなと思います」
今年9月のKROSS×OVER MUAYTHAI初代スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦ではSHUに大差を付けて判定勝利し、念願のベルト獲得を果たした。
今回、地元・栃木で所属ジムの主催興行のメインイベントを任されることとなり、「プレッシャーは多少ありますけど、僕はあんまり感じないタイプなんです。一度、プレッシャーを考えちゃうと、緊張でもう動けなくなっちゃうのであまり考えないようにしています。試合で勝ちたいというより、試合を楽しみたいタイプで、そうすることで気持ちが結構リラックスできます」と特にプレッシャーは感じていないという。
対戦するThe AXEは、高知県にあるジム「The Camp Martial Arts Academy JAPAN」のトレーナー兼ファイター。MMAやムエタイの試合経験も豊富で、思い切りのいい打撃で高い勝率を誇るが、徹平は「動画が出てこなくて全然わからず、対策も別にないのですが、技術面は絶対僕の方が上だと思うので、圧倒してやろうかなと思いますね。初の国際戦になりますが、そういうのは関係なくぶっ倒したいです。間違いなく右ストレートか右ハイでKOしちゃいます」とKOを予告する。
今回の試合後の目標については「次は一階級上げて、どこかのベルトを狙おうかなと思ってます」と2本目のベルト獲得を目指すが、「とりあえず、今は目の前の試合に集中して一つ一つ進んでいこうかなと。僕がメインなので、相手をド派手にぶっ倒して最後を飾りたいと思います」と目の前の試合に集中したいとした。
スーパーバンタム級でも珍しい180㎝の高身長、いまだ19歳、現在7連勝と今後大化けする可能性大の徹平が地元・栃木でどんなインパクトを残すか。
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