【パンクラス】濱田巧vs大塚智貴、仕切り直しタイトル戦で決着へ！平田直樹vsカリベクも計量パス

2025/11/08（土）UP
（最終更新：2025/11/14 15:28）

　 11月9日（日）東京・ニューピアホールにて開催される『PANCRASE 358/PANCRASE 359』の前日計量が、8日に都内で行われた。

　昼の部『PANCRASE 358』メインイベントの、キング オブ パンクラス チャンピオンシップ フライ級（-56.7kg）5分5Rで対戦する、濱田巧（THE BLACKBELT JAPAN/同級1位、2022年NBT同級優勝）は56.55kgでパスし、マッスルポーズ。大塚智貴（CAVE/同級3位、2021年NBTストロー級優勝）は深く割れた腹筋を見せ、56.6kgで計量をパスした。

　計量の後、濱田は「明日は必ず決着をつけてベルトを巻きます」とコメント。大塚は「明日、僕のパンクラスへの想いを見せます。僕がチャンピオンになります」と意気込んだ。

　両者は今年7月に、第9代フライ級王者・伊藤盛一郎の王座返上に伴い、第10代王座を賭けて激突。しかし、3Rに偶発性のバッティングで、大塚が左目を負傷し、続行不可能となり、ノーコンテストに。今大会で仕切り直しのタイトルマッチを行うこととなった。

　2人の対戦は23年11月（濱田が判定勝利）、25年7月（ノーコンテスト）に続き、3度目となる。因縁の対決でベルトを勝ち取るのはどちらか。

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　また、夜の部『PANCRASE 359』メインイベント、フェザー級（‐65.8kg）5分3Rで対戦する平田直樹（トライフォース柔術アカデミー）は66.15kg、カリベク・アルジクル ウール（Olymp Gym Bishkek／キルギス共和国）は65.75kgで計量をパスした（タイトルマッチ以外は0.45kg（1ポンド相当）の許容重量が認められる）。

　計量後に平田は「明日は覚悟を決めて戦うので、応援よろしくお願いします」、カリベクは「明日、良い試合を見せたいと思います。頑張ります」と意気込みを語った。

　平田は日本フェザー級のトッププロスペクトとして注目の選手。5連勝の後、昨年12月の王座決定戦で三宅輝砂にKO負けし王座戴冠に失敗。今年6月の再起戦で栁川唯人に判定負けしたが、その実力に陰りはない。

　対するカリベクは戦績12勝（6KO・4一本）1敗の強豪。昨年9月の初参戦でバンタム級の実力者・井村塁をわずか75秒で秒殺KO勝利。今年7月には、パンクラスのライト級＆フェザー級の2階級制覇者ISAOを、1R1分47秒、飛びヒザ蹴りから右フックで圧巻KO。ISAOが前のめりでダウンし失神した姿は衝撃的だった。

　現在4連続KO中と勢いに乗るカリベクに、平田はどう戦うか。この試合も注目だ。

 

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