“元K-1女王”菅原美優、手首亀裂骨折もボクシング社会人選手権優勝！「2試合ともダウン取る勝利」

2025/12/24（水）UP
（最終更新：2025/12/24 12:45）

　12月17日～21日までに愛知・ダイセンアリーナ西尾（西尾市総合体育館）で開催された『第77回全日本社会人ボクシング選手権大会』において、元K-1女王の菅原美優（神奈川・AIR銀座タワー）が手首の亀裂骨折もアグレッシブファイトで女子48kg級で優勝した。

【フォト】菅原のパンチが入るシーン！ グラビアビキニ姿も

　元K-1女子アトム級王者の菅原は、昨年末にはK-1を引退し、女子ボクシング挑戦を表明。7月27日のアマチュアボクシング全日本選手権大会関東ブロック県予選会では1位となったものの、参加者がいなかったため計量のみで県予選を突破。10月4日～5日に台湾・高雄で開催されたアマチュアボクシング大会では、決勝では難敵に勝利し、見事優勝した。

　そして、今回は社会人選手権に出場。決勝ではサウスポー構えの小泉真琴（三重・ライジング）と対戦し、鋭いジャブから右をヒットするなど1Rから優位に立つ。2Rもボディと顔面を打ち分けて積極的に攻め、3Rは飛び込みの左フック、右ストレートを伸ばすと右でスタンディングダウンを奪った。最後も右を入れてRSC（レフェリーストップ）で菅原の勝利となった。

　菅原は23日までに自身のSNSで「全日本社会人選手権優勝しました。国内初タイトル！嬉しいです！怪我もあって、思うように出来なくて、そんな状況でも勝ちきれたのは良かったです。私こんなもんじゃないんで！伸び代いっぱいなんで！って気持ちで年内もしっかり成長できるように頑張ります。ありがとうございました！！」と優勝を報告。

　夫の伊藤は、「社会人選手権優勝おめでとう！試合の2週間前に手首ヒビ入ってるのに強行出場して怪我してる右でも殴りまくって2試合ともダウン取ってRSC勝ち。少し休んでしっかり怪我治してまた一緒に頑張ろう」と妻の優勝を祝福した。

　ボクシングでも強い姿を見せる菅原。2026年は、さらなる飛躍に期待がかかる。

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