井上尚弥、中谷潤人との対戦に「そりゃあ、もうやりましょう」、フェザー級転向についても言及

2025/12/28（日）UP
（最終更新：2025/12/28 12:46）

　12月27日（日本時間）サウジアラビア・リヤドにて開催の［世界Sバンタム級4団体統一戦］では、王者・井上尚弥（大橋）が、挑戦者のWBA同級2位アラン・ピカソ（メキシコ）を判定3-0で下し防衛成功した。
　試合後記者会見で井上は待望されている中谷潤人との対戦に「そりゃあもうやりましょう」と意欲を見せた。

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　試合は井上がジャブを重ねストレート、ボディ、アッパー、コンビネーションなど多彩な攻撃を繰り出した。ピカソも果敢に攻め、ディフェンスが光る。6Rには井上が怒涛の連打でピカソをロープ際に追い詰める場面も。判定は3-0（119-109, 120-108, 117-111）と差をつけ防衛に成功した。

　また来年の５月に次戦が予定されている井上だが、その試合は同大会でSバンタム級転向初戦を勝利した中谷潤人戦になるのか、また階級を上げてフェザー級での試合になるのか。この試合直前には来年5月は中谷戦ではなく、階級アップし別の相手との対戦が話題となったが、中谷は試合後の記者会見で「井上選手と戦えないってなったら寂しさはあります」と自身の心境を語っていた。

　次戦についての質問に試合後の会見で井上は「そういった話（フェザー級での試合）もありましたけど、お互い（井上と中谷）勝って、そりゃあもうやりましょうよと。自分としても（試合を）やる気持ちは十分あります、自分から呼びかけてますし」とやる気だ。

　階級アップについては「もちろんフェザー級も考えてますが、それは５月ではない」と階級転向は来年5月ではないとし中谷を待ち望むファンを安心させた。

　異国サウジアラビアでも圧倒的な強さを見せつけた井上。次戦の公式発表は無いが、待望の中谷との試合は実現するのか。

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