【元気ですか!!】第4部:ヒョードルが年越し寸前に石井をKO!青木、高谷は防衛
【動画】ファブリシオ・ヴェウドゥム直伝 3つのスーパーテクニック |
元気ですか!!大晦日!!2011実行委員会
FieLDS presents FIGHT FOR JAPAN
「元気ですか!! 大晦日!! 2011」
2011年12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ
開場14:00 開始15:00
観衆=24606人(主催者発表)
▼メインイベント(第17試合) DREAMヘビー級ワンマッチ 5分3R
○エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル・スポーツクラブ)
KO 1R2分34秒 ※右フック
●石井 慧(アイダッシュ/北京オリンピック柔道100kg超級金メダリスト)
昨年の大みそか以来、ちょうど1年ぶりの日本での試合となった石井。元PRIDEヘビー級王者で“60億分の1の男”と言われたヒョードルに対してどんな試合を見せるのか? 全17試合で行われた今大会のメインイベント、年が変わる直前に試合開始となった。
1R、サウスポーの石井に対してヒョードルが右フック、インローを蹴る。石井は左ストレートから前に出るが、ヒョードルは右フックを合わせる。
石井はヒョードルの蹴り足を取ってテイクダウンを狙うが、ヒョードルは倒れない。ヒョードルはジリジリとプレッシャーをかけながら右ストレート。石井もイ ンローを返す。右ストレートから左フックやアッパーを突き上げるヒョードル。石井はガードを固めて距離を取る。右手を伸ばして距離を取る石井だったが、そ こにヒョードルが鋭い右ストレートを打ち込む!
そしてヒョードルが右ストレート、左アッパー、右フック! これで石井が吹っ飛ぶように崩れ落ち、レフェリーが試合をストップ! ヒョードルが圧倒的な強さを見せて、1Rで石井をマットに沈めた。
▼セミファイナル(第16試合) DREAMライト級タイトルマッチ 5分5R
○青木真也(パラエストラ東京/Evolve MMA/王者)
判定3-0
●北岡 悟(LOTUS/挑戦者)
※青木が2度目の防衛に成功。
これまで練習仲間として苦楽を共にしてきた青木と北岡がタイトルマッチで激突。この一戦が発表された記者会見で「ただじゃリングを降ろさない」と話した北岡。一方の青木は「何も話すことはない。試合を見れば分かる」と多くを語らなかった。
1R、サウスポーに構える両者。青木が左ハイキックを蹴る。前に出る青木に対して右フックを返す北岡。青木が両足タックルでテイクダウンを狙うと、北岡がそこにフロントチョークを仕掛ける!
青木は北岡の足を超えてサイドポジションを取り、立ち上がろうとする北岡のバックに回り込む。北岡が青木の体を振り落とそうとすると、青木は三角絞めから 腕十字! 北岡も青木の体をまたぐようにして腕を抜く。青木は北岡をコーナーに押し込んでテイクダウンを狙うが、ここはブレイクとなる。
再開後、青木が右フックから前に出ると北岡も右フック。青木は北岡の左のパンチに合わせて組み付き、テイクダウンを奪う。青木は細かくパンチを落として立ち上がる。
2R、プレッシャーをかけて前に出る青木。北岡のパンチに合わせて組み付いてテイクダウンを奪う。青木は立ち上がって、北岡の足を捌きながらパスガードを狙う。
青木はハーフガードから掌底を落とし足を超えようとするが、北岡はそれをディフェンスして下からパンチを入れる。ブ レイクで試合がスタンドに戻ると、青木が右ミドル。北岡もそこにパンチを返して蹴り足をキャッチするが、北岡が引き込む形になり、青木がグラウンドで上に なる。
3R、青木が北岡の蹴りをかわして右ミドルを蹴る。そのまま首相撲に持ち込んだ青木はヒザ蹴りを入れて、北岡からテイクダウンを奪う。青木は北岡が体を起こしたところでバックに回り込み、チョークを狙いながら三角絞め。しかし北岡もすぐに頭を抜いて立ち上がる。
ブレイク後、北岡の右ミドルをスウェーでかわして、青木が右ミドル! 片足タックルに入るが北岡は倒れない。試合がスタンドに戻ると青木が右ハイキック!
北岡にコーナーを背負わせて首相撲からヒザ蹴り、右ストレート! 片足タックルで北岡をコーナーに押し込む。最後は青木がグラウンドで上を取ったところでラウンド終了となった。
4R、右ミドルを蹴る北岡だったが、青木はそれをスウェーでかわしてタイミングよく右ミドルを蹴る。そして青木は首 相撲からヒザ蹴りを連打! たまらず引き込む北岡だったが、青木はそのままマウントポジションを奪う。そして北岡の動きに合わせてバックを取り、青木が チョークスリーパー!
何度も青木の腕が北岡の首に食い込むが、北岡も必死にその腕を外してディフェンスする。このラウンドは青木がバックチョークを狙い、北岡がそれを凌ぎ続けるという展開に終わった。
5R、いきなりパンチで前に出て行く北岡! しかし青木は北岡をコーナーまで押し込んでテイクダウンを奪う。青木は北岡の上体をしっかりと押さえて左右に動き、パスガードを仕掛ける。そして北岡の動きに合わせてバックへ。
青木はバックチョーク、肩固めを仕掛けていくが、北岡はここで体を起こして立ち上がる。青木の後ろに付いた北岡だったが、青木はすぐに正対してテイクダウ ンを奪う。ブレイク後、青木は右の前蹴りとジャブ。北岡が右フックで前に出て行くと、青木はバックステップでそれをかわす。北岡が青木のタックルを切って ヒザ蹴りを連打するが、そこで試合終了となった。
一本勝ちこそ出来なかったものの、青木が判定3-0で北岡に勝利。2度目のタイトル防衛に成功した。試合後、青木はセコンドに付いたEvolve MMAのメンバーをリングに上げ、全員で「3・2・1、Evolve!!!」と喜びを分かち合った。
▼第15試合 DREAMフェザー級タイトルマッチ 5分5R
○高谷裕之(高谷軍団/王者)
判定3-0
●リオン武(シューティングジム横浜/第5代・第8代修斗世界ライト級王者/挑戦者)
※高谷が2度目の防衛に成功。
今年7月に宮田和幸を下して初防衛に成功している王者・高谷。挑戦者のリオンは修斗で土屋大喜、DREAMで松本晃市郎、宇野薫をKO。シュートボクシングで宍戸大樹からも勝利を収めた。両者ともハードパンチャーであり、試合前にはお互いにKO決着を予告している。
1R、高谷がジリジリとプレッシャーをかけて前に出て左ミドルを蹴る。高谷は右ロー、リオンは左のパンチを返す。高谷はリオンを下がらせて左ミドルと右ロー。
リオンは先ほどと同じように左のパンチを返す。高谷は細かくパンチのフェイントを入れてジャブ。高谷が右ローを蹴るとリオンは右ストレートを狙う。
高谷がリオンをコーナーまで詰めて右フック、首相撲に持ち込んでヒザ蹴りを入れる。リオンが下がりながら右ストレートを打つと高谷もすぐに右ストレート。高谷はプレッシャーをかけてリオンをコーナーやロープまで詰めて左右のフック、右ローを蹴っていく。
高谷はジャブを餌にして、リオンが右ストレートを打ってきたところにカウンターのタックルを合わせてテイクダウンを奪う。
2R、リオンの右ローに高谷が右ストレートを合わせて前に出て行く。さらに高谷はリオンの外に出るようにして右 ロー。リオンは蹴り足を取ってテイクダウンを狙うが高谷は倒れない。リオンも下がりながらジャブを返し、高谷の左ミドルに左のパンチを返す。高谷は右スト レートからリオンを下がらせて左右の連打!
高谷が左フックを打つと、リオンも右ストレートを狙う。高谷が右ストレートから前に出ると、リオンも左ストレートを返す! 高谷はパンチのプレッシャーを かけて右ロー、左ミドル。下がるリオンを追いかけてパンチを打ち込む。そして高谷がリオンに組み付いてテイクダウンを奪う。
3R、高谷がジャブを突いて右ロー。リオンが右ストレートを打つと、高谷がタックルを合わせてテイクダウンを奪う。高谷はリオンの蹴り上げを捌きながら右のパンチ!
リオンが立ち上がると、そこを狙って高谷が左右の連打! リオンは距離を取って離れる。高谷はパンチのプレッシャーをかけて右ロー。リオンも距離を取りな がらジャブを返す。高谷は左ミドルを蹴って、リオンのジャブに右のパンチをかぶせる。前に出る高谷と下がりながらパンチを返すリオン。リオンが右ストレー トを打つが、高谷は頭を振ってそれを空振りさせる。そして高谷は構えをサウスポーにスイッチしながら右フックを2発! そのままリオンをコーナーまで押し 込む。
4R、高谷が前に出ながら右ローを蹴る。高谷が距離を詰めて首相撲に持ち込んでヒザ蹴り。リオンもそこにパンチを返す。高谷は左フックから右ストレート! リオンも右ストレートを返す! 左フックで飛び込む高谷を両手で突き放すリオン。高谷はリオンをコーナーに詰めて振り下ろすような右ローを蹴る。ここか ら高谷はインローと右ローを次々と蹴り込み、リオンの左足を潰しにかかる。足を使って距離を取るリオンだったが、手数が少なくレフェリーからイエローカー ドが提示される。
再開後、高谷は左の前蹴りから右フックを連打! 下がるリオンに高谷はパンチをまとめて、コーナーを背負ったリオンに強烈な左ボディを打ち込む。
5R、高谷が左の前蹴り、それをフェイントにしながら前に出て右ローにつなげる。高谷は首相撲に持ち込んでヒザ蹴 り、両足タックルでテイクダウンも狙う。リオンは下がりながら前蹴り。高谷はジャブから左フック、前蹴りのフェイントから右ロー、右フック。リオンもジャ ブから右ストレートを狙うが当たらない。
残り1分、リオンが右ストレートで飛び込むと、高谷も右ストレートを2発。高谷が前蹴りでリオンを下がらせて、ジャブを突いて前に出る。そして右ストレートから左フック! リオンも右ストレートを返すが、高谷もパンチで真っ向勝負する。
ここで試合終了のゴングが鳴り、判定は3-0で高谷が勝利。2度目の防衛に成功した高谷は「今日もKO出来なくてすいませんでした。来年は必ずKOするんで、また応援しに来てください!」とファンにメッセージを送った。
★第1部(ユサップvs所英男、バヌエロスvs今成正和ほか)の試合結果はこちら
★第2部(川尻達也vs宮田和幸、桜井“マッハ”速人vs長南亮ほか)の試合結果はこちら
★第3部(菊野克紀vs長島☆自演乙☆雄一郎、ビビアーノvsバヌエロスほか)の試合結果はこちら
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