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【M-1】女子ダブル世界戦はいずれも王者が防衛に成功

2012/11/11(日)UP


▲王者サーオシン(左)がAZUMA(右)を返り討ちにした

M-1MC
「Sutt Yod Muaythai vol.4」Part1
2012年11月11日(日)東京・ディファ有明

▼第10試合 ダブルメインイベント WPMF世界女子フェザー級タイトルマッチ 2分5R ※ヒジあり
○サーオシン・ソーソピット(タイ/同級王者)
判定3-0 ※50-48、49-47、50-48
●AZUMA(y-park/BONITA BOXEO同級王者/挑戦者)
※サーオシンが防衛に成功。

 今年3月25日、WPMF世界女子フェザー級王座決定戦でサーオシンに敗れ、世界タイトル獲得に失敗したAZUMAに早くもリベンジの機会が訪れた。

 前回の試合はAZUMAが2Rにダウンを奪い優勢に試合を進めていたが、3RにサーオシンがヒジでAZUMAを出血させて大流血に追い込み、4Rレフェリーストップでサーオシンが世界タイトルを獲得した。AZUMAはこの試合で24針縫う裂傷を負ったという。

 9月22日のジュエルスで韓国人選手とヒジありルールで対戦し、勝利を収めたAZUMAはリベンジを宣言。今度こそ世界タイトル獲得なるか?

 AZUMAは入場時、9月22日に列車との接触事故で不慮の事故死を遂げた同門のキックボクサー・三好純が着用していたガウンとキックパンツを着用して入場。奇しくも、三好はAZUMA同様今回のM-1に出場予定であった。そのことから、亡き三好のコスチュームを身に纏い、共に戦う決意を固めたようだ。

 1R、互いに様子見の状態が続き、サーオシンが首相撲で捕まえてヒザを叩き込んでいく姿が目立つ。オープンスコアはジャッジ一者が10-10、二者が10-9でサーオシン。

 2R、左ローから首相撲にいくAZUMA。サーオシンは左縦ヒジを打つが、すかさずAZUMAが首相撲で捕まえてヒザ、そして右ロー。中盤以降、サーオシンは首相撲からヒザをしつこく出していく。ジャッジは二者が10-10、一者が10-9でサーオシン。

 3R、互いに首相撲からのヒザの蹴り合いが続いていく。サーオシンは右ミドルと左ハイ、AZUMAは右ローと右ストレート。中盤からはサーオシンが右ミドルと左ミドルを打ち分けながら首相撲を混ぜていく。ジャッジは二者10-9でサーオシン、一者が10-9でAZUMAと割れた判定に。

 4R、AZUMAの右ストレートに、サーオシンは右ミドルを合わせる。距離を取って、AZUMAがジャブから右ボディストレート! これが深々とめり込むが、すかさずサーオシンは右ミドルを返す。後半はサーオシンの右ミドルに、AZUMAが右ストレートを合わせる展開が多く見られる。ジャッジは二者が10-10、一者が10-9でサーオシン。

 5R開始早々に、バックキックを放つAZUMA。その後、すかさず首相撲で捕まえる。ヒザを返すサーオシンに、AZUMAはバックキックで応戦。中盤には、サーオシンが右ヒジと右ミドル、首相撲とつなげていく。

 結果、判定でサーオシンが勝利し、AZUMAを返り討ちに。王座防衛に成功した。



▲王者ちはる(右)がLittle Tiger(左)との3度目の対決も制した

▼第9試合 ダブルメインイベント WPMF世界女子ピン級タイトルマッチ 2分5R ※ヒジあり
○ちはる(ウィラサクレック・フェアテックスジム/M-1女子ミニフライ級王者/王者)
判定3-0 ※50-48、49-48、49-48
●Little Tiger(F・TEAM TIGER/WPMF&WMC世界女子ミニフライ級王者/WPMF日本女子アトム級王者/挑戦者)
※ちはるが2度目の防衛に成功。

 WPMF&WMCの世界二冠王Little Tiger(以下LT)は、3本目の世界のベルトを狙ってちはるが保持するWPMF世界女子ピン級王座に挑戦。

 両者は昨年8月28日、同タイトルの王座決定戦で対戦し、ちはるが判定勝利を収めて王座に就いた(2007年12月7日の初対決もちはるが判定勝ちしている)。

 LTは9月9日にもタイ人をKOし、ちはる戦以降は5連勝と波に乗っている。対するちはるはLT戦以降、2敗1分と勝利から遠ざかっている。正反対の状態にある両者の再戦、勝つのはどっちだ!?

 1R、ステップを踏んで小刻みに体を揺らすLTに対し、どっしりと構えたムエタイスタイルのちはる。回り込んで右ローを蹴るLTに、ちはるは距離を詰めて右ミドルとパンチ。オープンスコアはジャッジ二者が10-10、一者が10-9でちはる。

 2R開始早々、LTが左ミドルを放ち、首相撲の展開となる。ヒザを出し合うが、ちはるのヒザが入る場面が目立つ。しかし、LTは足を絡めながら首相撲で勝負する。しばらく首相撲からヒザの戦いが続く。

 終盤にLTの左ストレートがちはるの顔面をとらえるが、直後にちはるも右ストレートを返し、LTの顔面に打ち込んでいく。ジャッジは三者ともに10-9でちはる。

 3R、サイドキックと左ミドルを打つLT。ちはるは右ミドルで応戦。互いに蹴りが多く見られる展開が続いていく。後半は首相撲からのヒザが続いた。首相撲が解けた直後にLTが左ミドルを打つが、ちはるはこれを被弾しながら右ストレート、首相撲を仕掛けたところでゴング。ジャッジは一者が10-10、二者が10-9でLT。

 4Rは序盤からパンチの打ち合い、首相撲の応酬となっていく。ちはるが右ミドルからの右ストレート! これがLTの顔面にヒット。体勢を整えるLTは、打点の高い前蹴りでちはるの顔面をとらえる。後退しながらも、ちはるは首相撲で応戦。残り30秒、共に攻撃が空を切る場面が目立ち、そのままゴング。ジャッジは二者が10-10、一者が10-9でちはる。

 5R、LTが右ローで先手を仕掛け、ちはるは首相撲。その首相撲が解けた直後に、LTが左縦ヒジ! さらにLTは左ミドルへつなげていく。ちはるは首相撲。突っ込み気味でLTが左縦ヒジを打ち、ヒザへとつなげていく。

 終盤には、ちはるがパンチと右ミドル、首相撲と左ミドルのLT。両者とも最後まで攻め続けた末、試合終了のゴングが鳴り響く。

 結果、判定でちはるが勝利し、LTとの3度目の対決も勝利すると共に、王座2度目の防衛に成功した。



▲クワンジャイ(右)が世界王者の実力を見せ付けた

▼第8試合 セミファイナル 日タイ国際戦 WPMF日本女子フライ級 2分5R ※ヒジあり
○クワンジャイ・パーバイジャットゥラ(タイ/WMC世界女子フライ級王者)
判定3-0 ※三者とも50-46
●トモコSP(ウィラサクレック・フェアテックスジム/J-GIRLSフライ級王者)

 クワンジャイはWMC世界女子フライ級タイトルを保持しており、トモコはこれまでにない強敵を迎えることになった。現在7連勝中のトモコは王者としての初戦も勝利で飾ることが出来るのか。

 1R、ゴングと共に、トモコはガンガンとパンチを打ちながら前に出る。クワンジャイは右ミドルとヒザ。終盤にはパンチと首相撲の応酬が続いていく。

 2R、ジャブから右ミドル、首相撲とつなげるクワンジャイ。このラウンドはクワンジャイが首相撲をしつこく仕掛けていく。トモコは1R同様、パンチを主体とした攻撃だ。しつこく首相撲を仕掛けてくるクワンジャイに、動きを封じられていくトモコ。

 3R、さらにしつこく首相撲を仕掛けるクワンジャイ。トモコも首相撲で応戦しながらパンチを打ち込んでいく。クワンジャイは首相撲からのヒザを多用し、2Rと同じ攻勢をとる。

 4R開始早々、右ミドルを連打し、ここでも首相撲をしつこく仕掛けていくクワンジャイ。距離を取るトモコは、クワンジャイが首相撲を仕掛けようとしたところに右ボディストレート! クワンジャイのボディにめり込み、トモコはさらに左フック。

 しかし、クワンジャイが首相撲を仕掛けると、トモコはパンチが出しにくい状態に。

 5R、両者パンチと右ミドルを出し合って首相撲という展開が続く。終盤にクワンジャイの右ハイがトモコをとらえるも、当たりが浅く、トモコはパンチと右ミドルを返す。

 結果、首相撲で主導権を握ったクワンジャイが勝利し、世界王者の貫禄を見せ付けた。


▼第7試合 WPMF日本女子 55kg契約 2分3R
○宮川伊織(T-KIX)
判定3-0 ※三者とも29-28
●高橋美優美(岡澤道場)

▼第6試合 WPMF日本ライト級 3分3R
○大月慎也(土浦ジム/MA日本キックボクシング連盟)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-26
●杉本雅王(ウィラサクレック・フェアテックスジム)

▼第5試合 WPMF日本フェザー級 3分3R
△櫻木崇浩(バンゲリングベイ・スピリット)
ドロー 判定1-1 ※30-29、28-29、29-29
△藤倉伸彦(ASSHI-PROJECT)

▼第4試合 WPMF日本 67kg契約 3分3R
○藤ノ木岳(チャモアペットムエタイアカデミー)
TKO 2R1分26秒 ※3ノックダウン
●荒井靖久(岡澤道場)

▼第3試合 WPMF日本 52.5kg契約 3分3R
○知花デビット(ワイルドシーサー群馬/MA日本キックボクシング連盟)
判定3-0 ※30-28、29-28、29-28
●ウバイ(ウィラサクレック・フェアテックスジム)

▼第2試合 WPMF日本スーパーバンタム級 3分3R
○磯祐一郎(エイワスポーツジム)
判定3-0 ※三者とも30-24
●野崎竜也(ウィラサクレック・フェアテックスジム)

▼第1試合 WPMF日本スーパーライト級 3分3R
△峯山竜哉(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
ドロー ※三者とも27-27
△長井正人(ASSHI-PROJECT)

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