【アウトサイダー】プロの貫禄・渡辺竜也が飛びヒザ蹴りKO

2013/02/10（日）UP
（最終更新：2017/05/08 11:46）

リングス
「THE OUTSIDER 第24戦」
2013年2月10日（日）東京・ディファ有明

▼メインイベント（第24試合）　プロフェッショナルワンマッチ　体重Limit62kg
“静岡　沼津の一撃空手王”
○渡辺竜也
KO　1R2分56秒　※飛びヒザ蹴り
“沖縄道場チーム 荒ぶる闘心”
●安谷屋智弘（あだにや・ともひろ/60-65kg級ランキング1位）

　アウトサイダー出身で現在はリングスのプロ契約選手としてリングス、ZSTなどで活躍する渡辺がメインイベントに登場。挑むはアウトサイダーのランキング1位・安谷屋。

　1R、組み付いてくる安谷屋に渡辺はパンチで対抗する。安谷屋がテイクダウンを奪ったが渡辺はすぐに立ち上がり、安谷屋は立ったままフロントチョークに捕らえる。しばらくその体勢が続いたがブレイクとなる。

　再開後、安谷屋はしつこくタックルを連発し、渡辺をテイクダウン。立ち上がった渡辺はパンチを放つが、安谷屋がまたも立ったままフロントチョーク。これもブレイクとなる。両者が見合った直後、渡辺が飛びヒザ蹴り！　これが鮮やかにヒットし、安谷屋はダウン。渡辺が追撃のパンチを落とし、KO勝ちでメインイベントを締めくくった。

　渡辺はマイクを持つと「今年は海外で金網の試合に挑戦します」と宣言。「前田さん、やらせてください。よろしくお願いします」と直訴した。

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▼セミファイナル（第23試合）　70-75kg級王者決定トーナメント準決勝　体重Limit70－75kg
“神速”
○ソルジャーボーイ一樹
TKO　1R33秒　※レフェリーストップ
“動けば雷電の如く　発すれば風雨の如し　北海道十勝のタイガードラゴン”
●久保昌弘
※一樹が4・21決勝戦に進出。

　1回戦でシバターにTKO勝ちした久保と佐野に判定勝ちした一樹が準決勝を争う。1R、久保のパンチに右フックで応戦した一樹がパンチを打っていく勢いで久保を倒し、すぐにパンチを連打！　一方的な展開となり、レフェリーが試合を止めて一樹の決勝進出が決まった。

一樹のコメント
「2試合目は暴れると決めていたのでよかったと思います。ベルトは僕が取り返しにいくのではなく、ベルトが僕のところに戻りたがっていると言ってました。帰ってくるよと言ってました」

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▲ヨシノリ（左）が堀を下してトーナメント決勝に進出

▼第22試合　70-75kg級王者決定トーナメント準決勝　体重Limit70－75kg
“a.k.a　福岡製闘牛”
○ランボルギーニ・ヨシノリ
判定
“法曹界の最強戦士　人権派　柔術弁護士”
●堀　鉄平
※ヨシノリが4・21決勝戦に進出。

　1回戦で菱沼を破った堀と宮永を破ったヨシノリが準決勝を争う。

　1R、堀が胴タックルに行くがなかなかヨシノリを倒せない。ロープのリバウンドでヨシノリが上になり、パンチを落としていく。立ち上がった堀はしつこくテイクダウンを狙う。ヨシノリはパンチで応戦。

　2R、ヨシノリの左フックがヒット。堀はあくまでもタックルで組み付いていく。引き込むようにして寝技に持ち込んだ堀が下からの三角絞め狙い。ヨシノリはパンチを落とす。ブレイク後、パンチを当てていくヨシノリに堀は組み付いてのヒザ蹴り。ヨシノリがテイクダウンを奪い、サイドからヒザ蹴りを見舞う。ヨシノリが上からパンチを連打し、ヨシノリが判定勝ちで決勝進出を決めた。

ヨシノリのコメント
「また次、頑張るので応援よろしくお願いします」

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▲上のポジションからパンチを落とす幕（上）

▼第21試合　シングルマッチ　体重Limit65kg
“寝ても立ってもフルボッコ取手の拳帝”
○幕　大輔（THE OUTSIDER60-65kg級トーナメント初代王者）
判定
“最強セキリュティーチーム3POUNDの一撃天使”
●MASATO

　1R、幕が左フックからタックル、ヒザ蹴りを入れながらテイクダウンを奪う。下から三角絞めを狙うMASATOに幕は上からパンチを落とす。幕がアキレス腱固めを仕掛けたが極まらない。

　2R、幕のタックルでMASATOは2度も場外に落ちかける。右フックに来た幕をMASATOがテイクダウンして上になるが、これはブレイク。幕は低いタックルでテイクダウンに成功し、再びアキレス腱固めを仕掛けたが時間切れ。幕が判定勝ちした。

幕のコメント
「すいませんね、申し訳ないです本当に。試合内容はMASATOの勝ちだと思っているから。また強くなって戻ってきます」

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▲渋谷（奥）がフロントネックロックで一本勝ちした

▼第20試合　シングルマッチ　体重Limit62kg
“リアル刃牙”
○渋谷莉孔（しぶや・りく）
一本　1R2分10秒　※フロントネックロック
“周防国ブレイド・ストライカー”
●MASAMUNE

　1R、渋谷がハイキックを連発。MASAMUNEが返したローキックがローブローとなり、試合は中断。再開後も渋谷は左右のハイキック、タックルで飛び込んでテイクダウンを奪う。渋谷がフロントネックロックをガッチリと極め、勝利を奪った。

渋谷のコメント
「お疲れさま。ご無沙汰しています。いま頑張っているところを見せたい人がいるので、自分の階級にもベルトを作ってください。必ずチャンピオンになるのでお願いします」

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▲SIN（右）が腕十字を極めて一本勝ちした

▼第19試合　シングルマッチ　体重Limit61kg
“石川県能登のレッド・ブル”
○SIN
一本　1R1分31秒　※腕ひしぎ十字固め
“埼玉武井道場の国宝”
●上出将也

　1R、お互いにパンチで突っ込む中、SINがタックルでテイクダウンを奪う。バックから腕十字。上出は回転を繰り返して逃れようとしたが、SINが最後は腕を伸ばして一本勝ちした。

SIN
「今日も仲間のために戦いました。今日は僕の親友の誕生日だったし、僕にはどうしても負けられない理由があります。皆さんにも仲間がいると思います。賞金をもらっても使ってしまえばなくなりますが、仲間は一生ものです」

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