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【UFC】史上初の女子マッチで女王ラウジーが見事な一本勝ち!初防衛に成功

2013/02/23(土)UP

Zuffa
「UFC157 ROUSEY vs CARMOUCHE」
2013年2月23日(土・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州
アナハイム・ホンダ・センター

<主な試合結果>

▼メインイベント 女子バンタム級タイトルマッチ 5分5R
○ロンダ・ラウジー(アメリカ/女子バンタム級王者)
一本 1R4分49秒 ※腕ひしぎ十字固め
●リズ・カムーシェ(アメリカ/挑戦者)
※ラウジーが初防衛に成功。

 ついにUFC史上初の女子の試合、しかもタイトルマッチが実現。メインイベントに組まれたことでも、UFCの期待の大きさがうかがえる。女王ラウジーは北京オリンピック女子柔道70kg級銅メダリストからMMA(総合格闘技)に転向、ストライクフォースの女子バンタム級王者となり、現在6勝無敗。カモーシェは沖縄の米空軍基地で生まれ育ち、海軍入隊を経てストライクフォースのバンタム級タイトルにも挑戦した経験を持つ。戦績は7勝2敗。両選手ともカリフォルニア州が地元だ。

 ラウジーはUFC移籍と同時に初代UFC女子バンタム級王者(UFC初の女子タイトル)に認定され、この試合は初防衛戦として行われる。

 1R、積極的にパンチで攻めていくラウジーがすぐに組み付いて投げを狙う。首投げの体勢から押し倒し、袈裟固め。しかし、カムーシェが脱出してバックを奪う! ラウジーはカムーシェを背負ったまま立ち上がるが、カムーシェはフェイスロック! 苦しそうな表情を見せたラウジーだが、カムーシェを振り落とす。

 立ったまま上からパンチを落とすラウジーは、再び袈裟固めの体勢に。顔面にパンチを入れるラウジーに対し、カムーシェは両足をラウジーの首に掛けに行く。ラウジーのパンチでカムーシェは流血。そして、ラウジーは身体を起こすとマウントから得意の腕十字の体勢に! 両腕をクラッチして耐えるカムーシェ。しかし、体勢を整え直したラウジーが渾身の力を込めてカムーシェの腕を伸ばす!

 ラウジーが得意の腕十字で見事な一本勝ち、見事、初防衛に成功した。「これは現実? 背後からチョークを取られた時は厳しかった。でも倒れてたまるかと思っていました。本当に嬉しい」とラウジーは笑顔で勝利者インタビューに答えた。

eFightの連載コラム「初代UFC女子バンタム級王者ロンダ・ラウジーの初来日秘話」はこちら


▼セミファイナル ライトヘビー級 5分3R
○リョート・マチダ(ブラジル/ライトヘビー級2位)
判定2-1 29-28、28-29、29-28
●ダン・ヘンダーソン(アメリカ/チーム・クエスト/ライトヘビー級1位)

 ヘンダーソンは2011年11月19日の『UFC139』のマウリシオ・ショーグン戦以来、1年3カ月ぶりの試合。リョートは2012年8月4日の『UFC ON FOX』でライアン・ベイターにKO勝ちして以来の試合となる。この試合は勝った方が王座挑戦権を手に入れる。

 1R、サウスポーに構えたリョートは前に出した手でヘンダーソンの前手を叩き続ける。右に左にと構えを変え、上体をくねくねと動かすリョート。両者ともフェイントを多用し、ローと前蹴り。ヘンダーソンが飛び込むと、リョートは回り込んでかわす。

 リョートはカウンターのパンチ狙い、ヘンダーソンは右フックを狙う。ヘンダーソンはタックルを仕掛けるが、リョートは離れる。再び組み付くヘンダーソンにリョートは足払いでテイクダウンを奪う! 上からパンチを落とすリョートだが、ラウンドが終了した。

 2R、リョートは左ミドル、ヘンダーソンは左インロー。ヘンダーソンは片足タックルからすぐに手を離して右フック。ヘンダーソンが飛び込むと、リョートは左ミドルを合わせる。ヘンダーソンのフックは空を切る。ヘンダーソンのタックルに、リョートはカウンターのヒザ蹴り。

 リョートは完全に待ちの姿勢で、ヘンダーソンが入ってくるところに左ミドルやパンチを合わせ、すぐに左へ回り込む。何度も飛び込むヘンダーソンだが、リョートを捕まえることが出来ない。

 3R、リョートが左ミドルを当ててすぐに離れる。ヘンダーソンが入ってくるところにリョートが右ストレートを合わせようとしたが、ヘンダーソンはパンチをかわして胴タックル、ついにテイクダウンを奪った! リョートは抱きついてヘンダーソンの動きを封じ、ヘンダーソンはボディへのパンチとヒジ。リョートは身体をひねりながら立ち上がる。

 リョートの左ローにバランスを崩すヘンダーソン。見合う両者に場内からはブーイングが起こる。リョートは左足でフェイントしてからの右前蹴り、さらに左ミドル。試合が終わると両者ともに両手を上げて勝利をアピールした。

 判定は2-1のスプリットデシジョンでリョートが勝利! リョートは「強い相手でした。尊敬もしています。スタンドで戦うことが出来ました。判定がスプリットになったのは驚きました。彼はテイクダウン出来なかったし、主導権は自分が握っていましたから。この試合がグレートなファイトでなかったらすいません。また見に来てください」と、勝利者インタビューに答えた。


▼第10試合 バンタム級 5分3R
○ユライア・フェイバー(アメリカ/バンタム級2位、元WECフェザー級王者)
一本 1R4分31秒 ※スタンディングチョークスリーパー
●アイバン・メンジバー(エルサルバドル/バンタム級10位)

 1R、腰を落とした低い構えで構えを左右にスイッチするフェイバーがプレッシャーをかけていくが、メンジバーが豪快な首投げでテイクダウン! しかし、フェイバーがすぐ上になってサイドポジションを奪う。メンジバーはフェイバーを両足の間に入れるが、フェイバーはヒジとパンチ。メンジバーが足で突き放そうとすると、フェイバーはオーバーなモーションからヒジを振り下ろす。

 左右のヒジを豪快に振り下ろすフェイバーにメンジバーは蹴り上げで応戦。メンジバーは抱きついてフェイバーの動きを止めにかかるが、フェイバーはパンチとヒジを入れ続ける。フェイバーがいったん離れるとメンジバーは立ち上がるが、フェイバーは飛びついてバックを奪う。

 フェイバーを抱っこする形となったメンジバーだが、フェイバーはスリーパーホールド! メンジバーは立ったままタップ(相手を2回以上叩くギブアップの意思表示)した。


▼第9試合 ウェルター級 5分3R
○コート・マッギー(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●ジョシュ・ニア(アメリカ)

 1R、マッギーがパンチから蹴りのコンビネーションで前に出ると、ニアもパンチで前に出て行く。マッギーは下がりながらワンツー、ニアは左右フック。マッギーの連打をもらったニアだが、すぐにフックを連打して前に出て行く。

 下がりながらマッギーがボディ、顔面へストレートを入れ、右ローにつなぐ。さらに右ロー、右ミドルでニアを棒立ちにさせるが、ニアは果敢に前へ出て行く。マッギーが連打から左ミドルにつなぐと、ニアは右脇を押さえる。そこへマッギーが左フックからの左ボディブロー!

 下がるニアにマッギーがパンチで襲い掛かり、ニアは倒れ込む。マッギーがスリーパーホールドの体勢に入ったところで第1Rが終了。

 2R、マッギーは右ハイ、右ロー、右ミドルと蹴りを連発。ニアは思い切ったフックを振り回して逆転を狙う。ニアはマッギーが組み付いてくると左右フックからアッパー、来いと手招きする。パンチをもらいながらも前に出てフック、アッパーを打つニア。マッギーもワンツーで反撃するが、ニアの右アッパーが炸裂!

 ニアが片手を引っ掛けてのアッパーを繰り出せば、マッギーは右フックと右ヒジ。アッパーとフックでどんどん前に出るニアにマギーも打ち返す。ニアはたびたび“来いよ”とばかりに手招き。マッギーはやや疲れが見える。

 3Rはマッギーがストレートで前に出る。ワンツーがニアの顔面を捉えるが、ニアは下がらずフックを打ち返す。マッギーは流れを変えるためか組み付いてニアをケージに押し込む。脱出したニアにワンツーをヒットさせていくマッギーは、ニアがフックを放ってきたところで片足タックル、テイクダウンを奪った。

 しかし、ニアもすぐに立ち上がり、マッギーは組み付いてケージに押し込む。両足をすくってテイクダウンしたマッギーは上からヒジとパンチ。ニアは足を使ってマッギーを突き放そうとするが、マッギーがバックを奪う。再び上になったマッギーはヒジとパンチを連打、ニアは下から蹴り飛ばそうとするが、長いリーチのマッギーのパンチからは逃れられず、マッギーが判定3-0で勝利を奪った。


▼第8試合 ウェルター級 5分3R
○ロビー・ローラー(アメリカ/アメリカン・トップチーム)
TKO 1R3分57秒 ※寝技でのパンチ
●ジョシュ・コスチェック(アメリカ/アメリカン・キックボクシング・アカデミー/ウェルター級8位)

 ローラーは2004年10月22日の『UFC50』以来、約9年ぶりのUFC参戦。ミドル級からウェルター級に階級を落としてUFC復帰戦に臨む。

 1R、コスチェックがタックルでテイクダウンを奪い、立ち上がるローラーに上からガブる。クラッチを足に移行して再びローラーに背中を着かせるコスチェックだが、ローラーは立ち上がる。

 コスチェックは離れずに片足タックル。ローラーがガブる形となり、下になっているローラーへ左フック! この一発でコスチェックの動きが止まり、ローラーがパンチをラッシュ! ローラーがTKO勝ちを飾った。

※この大会は「WOWOWライブ」にて3月1日(金)22:00~放送あり。次回は3月3日(日)11:00~WOWOWプライムにて「UFC JAPAN 2013」を放送。

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