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【Krush】山崎秀晃が大金星!63kg級王座を日本に取り戻す

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2013/03/20(水)UP

▲Krush初参戦の宮元啓介(右)は将大(左)を判定で倒した

▼第5試合 Krush -55kg Fight 3分3R延長1R
○宮元啓介(橋本道場/MA日本キックボクシング連盟スーパーバンタム級王者、WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※三者とも30-29
●将大(MAD MAX GYM)

 Krush初参戦の宮元はMA日本スーパーバンタム級とWBCムエタイ日本スーパーバンタム級の2つのタイトルを保持。空手で磨かれた足技を得意とする。将大は1月の代々木大会で元J-NETWORKスーパーフライ級王者のウエンツ☆修一を下す金星を上げ、現在4連勝中。宮元、将大ともに1992年生まれ、20歳同士の若武者対決を制すのはどちらか。

 1R、宮元はガードを高く上げてジリジリと詰め寄っての右ロー。将大は前蹴りを出しつつ右フックを狙う。ところどころで打ち合いも見られるが、両者とも様子見のラウンドとなった。

 2Rも前に出るのは宮元。上下に蹴りを放ち、左ボディを打つ。将大は前蹴りを多用してローを蹴るが、宮元は必ずローとパンチを打ち返してくる。宮元の左ボディからの左フックが決まる。

 3R、前に出る宮元が顔面とボディにパンチを散らせて攻める。ロープを背負った将大に連打を見舞い、クリンチで逃れる将大。宮元は左フックから右ハイキック、さらに連打。後ろ廻し蹴りも繰り出し、将大はいいところがない。そのまま攻めきった宮元が判定勝ちした。


 

▲東本央貴(右)を逆転KOで倒した一輝(左)

▼第4試合 -63kg Fight
○一輝(OGUNI-GYM/前NJKFライト級王者)
KO 3R29秒 ※右ストレート
●東本央貴(MAD MAX GYM/Krush YOUTH GP 2012 -63kg級準優勝)

 東本は新空手道交流大会2度優勝の実績を持ち、昨年9月9日の「Krush YOUTH GP 2012 -63kg 開幕戦」でプロデビュー。そのデビュー戦にしてK-1甲子園2008王者のHIROYAを1R1分2秒、左フック一発でKOして同トーナメントでは準優勝を収めた。その東本がプロ5戦目にして対戦する一輝は、プロ28戦のキャリアを持ちチャンピオン経験もあるベテラン選手。しぶとい試合を身上とし、パワーもある。東本がベテランの壁をぶち破るのか、それとも一輝が厳しさを教え込むのか?

 1R、サウスポーの東本は左ミドルと左ロー、一輝はガードを高く上げて近付いての右ローと右ボディストレート。東本はパンチと蹴りを多く出すが、一輝はほぼブロック。しかし、一輝は攻めの数が少ない。

 2R、東本は一輝のガードの隙間を縫うような左ストレートと、ボディへのヒザと左ミドルで上下に揺さぶる。一輝はパンチをもらって鼻血を出し、右ミドルとパンチを出していくが、東本のボディへの蹴りに押され気味。一輝が左フックから右ストレートで後半はパンチを当てる。

 3Rが始まった直後、一輝がパンチでラッシュを仕掛けて、東本は足元がフラつく! この隙を見逃さなかった一輝がパンチで詰めていき、最後は右ストレートを直撃させてKO勝ち! 一輝はマイクを持つと、「今月で30歳になった一輝です。本当はもっと前に出て1Rも2Rも攻めたかったんですが、東本選手は強かったです。自分も63kgのベルトが欲しいので、勝っていきたいと思います」とタイトル挑戦をアピールした。


 


▼第3試合 GAORA杯 Krush -55kg WILDRUSH League 2013公式戦 3分3R
○匠(チームドラゴン)
判定2-0 ※30-29、30-30、30-28
●結城将人(チャモアペットムエタイアカデミー)

 1R、前に出る結城が左ローとパンチ、匠は待ちの姿勢で右ロー。匠のワンツーの右ストレートがヒット、続く左右フックで匠が優勢に立つ。

 2R、前に出る結城を左右フックで迎え撃つ匠。ヒザ蹴りもボディに突き刺す。左への回り込みとヘッドスリップでパンチをかわして左右フックを返す匠。ロープに詰めた匠が左ハイキックからの右フック。

 3R、匠が右ストレートを当てる場面が目立つが、結城も強気に打ち返す。匠の左フックからの右ストレートがよく決まり、ラスト数秒で両者が足を止めて打ち合うと、匠の左フックが結城の頭部を揺らす。判定2-0で匠の勝利となった。


 


▼第2試合 GAORA杯 Krush -55kg WILDRUSH League 2013公式戦 3分3R
△鈴木優也(スクランブル渋谷)
ドロー 判定0-1 ※27-28、28-28、28-28
△Kazyosi(シルバーウルフ)

 1R、Kazuyoshiは両手を下げたノーガードでジリジリと前に出る。鈴木は右ローを連発。Kazuyoshiのパンチをローとミドルで迎え撃つ鈴木だが、Kazuyoshiが右ロングフックでダウンを奪う。

 前に出て左右フックを繰り出すKazuyoshiに、鈴木は蹴りでこのラウンドを持ちこたえた。

 2Rも右ローを蹴り続ける鈴木に、Kazuyoshiはフックを狙う。鈴木は蹴ると両手を前に伸ばしてKazuyoshiのパンチをブロックし、Kazuyoshiのローには右ストレートを合わせに行く。

 鈴木の右フックがヒット、Kazuyoshiも左右フックで前に出る。お互いにノーガードで左右フックを振り回し、Kazuyoshiの左フックが鈴木を捉える。

 3R、左右フックを振り回してどんどん前に出るKazuyoshiに、鈴木は蹴りで応戦。鈴木が右ロー、前蹴り。鈴木が左ボディブローを入れ始めると、Kazuyoshiの動きが鈍り、手数が少なくなる。左右フックからの左ボディでKazuyoshiを追い詰めていく鈴木は、ラウンド終了間際に左フックでダウンを奪い返す!

 判定はジャッジ1名がKazuyoshiの勝利につけたが、2名はドローで痛み分けに終わった。


 


▼第1試合 GAORA杯 Krush -55kg WILDRUSH League 2013公式戦 3分3R
○大川一貴(青春塾)
KO 1R2分30秒 ※3ノックダウン
●嶋田将典(イングラム)

 前日計量で嶋田が規定時間内に契約体重をクリアできなかったため、イエローカードが提示された状態からのスタート(契約体重はクリアした)。

 1R、サウスポーの大川はローからパンチの連打で先手、先手と攻めていく。嶋田は強いローから右ストレート。

 大川の連打に押されて左ボディを打たれた嶋田はダウン。続く連打でもダウンを喫し、もう後がない嶋田は打ち合いに応じるが、ボディをおさえるようにして腰を落とす。ダウンがコールされ、大川が3ノックダウンでKO勝ちを収めた。


 ▼オープニングファイト第2試合 Krush -60kg Fight 3分3R
△闘士(池袋BLUE DOG GYM)
ドロー 判定0-0 ※29-29、29-29、30-30
△野辺広大(STURGIS新宿ジム)※初参戦

▼オープニングファイト第1試合 Krush -55kg Fight 3分3R
○大雅(TRY HARD GYM)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-28
●石田圭祐(チームドラゴン)

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