【ZST】チームゆでたまごの伊藤兄弟、タイトル奪取ならず
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ZST事務局/ZSTインターナショナル
「ZST.38~旗揚げ11周年記念大会~」
2013年11月23日(土)東京・ディファ有明
▼メインイベント(第13試合) 第4代ZSTウェルター級王者決定戦 5分5R
○濱岸正幸(U-FILE CAMP登戸)
TKO 4R5分 ※レフェリーストップ
●伊藤有起(ALLIANCE/TEAMゆでたまご)
※濱岸が第4代王座に就く。
濱岸の師匠は田村潔司、伊藤の師匠は高阪剛。前田日明率いるリングスに所属していた2人の弟子が、リングスから生まれたZSTの11周年記念大会のメインを飾る。試合前、両選手と共に田村と高阪もリングに上がり、握手をかわした。兄・健一がセミファイナルで敗れ、伊藤としてはTEAMゆでたまごにベルトを持ち帰りたいところだったが……。
1R、サウスポーの濱岸が左へ回り込み、伊藤は右ストレートで何度も顔面を捉える。左フックでグラつかせ、パンチの連打で追い込む伊藤。濱岸がテイクダウンした後、スタンドに戻った両者はパンチの打ち合いを展開するが、伊藤が左右のフックで濱岸をグラつかせて優勢に。
2R、濱岸がテイクダウンを奪うが、伊藤に立たれる。しかし、濱岸は足払いをしながら上体を押して倒す技で再び寝技に持ち込み、バックを奪ってフェイスロック。
3R、再び寝技でバックを奪った濱岸がスリーパーを仕掛け、極まらないと見るやボディにパンチを打つ。ほとんどの時間を濱岸が上になってこのラウンドは終了。
4R、またも寝技に持ち込む濱岸。立ち上がった伊藤はパンチの連打を当てるが、投げを失敗してバックを奪われる。そしてラウンド終了間際、立ち上がった伊藤が右ストレートを放ったところで、濱岸がカウンターの左フック。これで伊藤が吹っ飛び、立ち上がることが出来ず、レフェリーは濱岸のTKO勝ちを宣告した。
濱岸は「チャンピオンになることが出来ました。ZSTでいろいろな経験をさせてもらってここまで来たので、これからもZSTに恩返しが出来るように頑張ります」と挨拶し、「ZSTを代表する選手になっていきたいと思います」と王者としての所信表明をした。
▼セミファイナル(第12試合) 第2代ZSTフェザー級王者決定戦 5分5R
○森 興二(X-ONE GYM 湘南)
TKO 5R2分46秒 ※レフェリーストップ
●伊藤健一(TEAMゆでたまご)
※森が第2代王座に就く。
初代王者・奥出が返上したベルトを懸けて、森と伊藤が対戦する。11月9日で38歳を迎えた伊藤としては、これが王座獲得のラストチャンスになるかもしれず、勝ってメインの弟・有起につなげたいところだ。
1R、森のパンチを避けるようにして伊藤が寝技に持ち込むが、足関節を極めきれない。逆に森が肩固めの体勢を長くキープした。
2R、伊藤の右ローにサウスポーの森は左ストレートを何度も合わせる。タックルで寝技に持ち込んだ伊藤が一度は下になるが、反転して上になり足首固め。これを森がかわしてスタンドに戻り、パンチで攻めていく。
3Rが始まってすぐに伊藤がタックルでテイクダウン。森にバックを奪われたが、マウントポジションを奪い返して残り1分で腕十字を仕掛ける。しかし、これは間一髪で森がかわし、スタンドに戻る。
4R、伊藤の右ローにパンチを合わせ続ける森。伊藤は思い切り右フックを振り回す。伊藤のタックルは潰され、スタンドに戻ると森のパンチを浴びる。明らかにスタミナ切れの伊藤。
5R、右フックの相打ちとなるが、倒れたのは伊藤の方。森はスタンドを要求し、ダメージで尻餅をつく伊藤を何度も立たせる。
そして最後はパンチの連打に背中を向けた伊藤の背後から左アッパーを叩き込み、伊藤がダウン。レフェリーがストップすると同時に、伊藤のセコンドからタオルが舞った。
森は「チャンピオンになれたのは最高の仲間がいたから。これはみんなのチャンピオンベルトです」とアピールし、「来年からZSTを引っ張っていく選手になりたい。ベルトを手放したくないですね」と今後の目標を語った。
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