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【JFKO】芦原会館・大石らが有力選手を連破しベスト8に進出

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2014/05/17(土)UP

▲芦原会館の大石航輝(右)は高校生ながらキレのある突きや華麗な足技を披露

 

全日本フルコンタクト空手道連盟(以下JFKO)
「第1回全日本フルコンタクト空手道選手権大会」
2014年5月17日(土)大阪市中央体育館 

 5月17日(土)大阪市中央体育館にて、全日本フルコンタクト空手道連盟(以下JFKO)主催『第1回全日本フルコンタクト空手道選手権大会』が開催された。

 JFKOとは、空手のオリンピック種目化を目指して設立された、220以上の国内フルコンタクト空手団体が加盟する組織。今回の第1回大会には、新極真会、社団法人極真会館(旧・全日本極真連合会)、JKJOフルコンタクト委員会、芦原会館など様々な流派・会派から選手が出場した。

 大会初日は、男子各階級ベスト8、女子はベスト4まで行われ、JFKO緑健児理事長が大会前から「公平公正な判定を行う」と語っていた通り、一定の流派が有利になるような判定はなく、流派を問わないクリーンな判定で試合は行われた。

 また押しや掴み、顔面殴打などの反則ポイントが非常に厳しく罰せられた。そのため、注意2(注意が2回重なると判定で不利な材料となる)の反則ポイントで敗れる選手も続出した。

 選手からすれば厳しく映る場面もあったかもしれないが、グレーゾーンが少なく、見ている者からすれば非常にわかりやすい内容でもあった。

▲2013新極真会全日本ウエイト制大会準優勝の河瀬惇志(右)は敗退

 軽量級は有力選手が次々と敗れる大波乱。山野翔平(新極真会福岡支部/2008新極真会全日本ウエイト制大会優勝)、阿部哲也(新極真会北海道支部外舘道場/2011新極真会全日本ウエイト制大会第4位)、小宮山大介(北斗会館/2003新極真会全日本ウエイト制大会優勝)、河瀬惇志(新極真会佐賀筑後支部/2013新極真会全日本ウエイト制大会準優勝)、喜久山㤗道(社団法人極真会館沖縄支部/03、05、13極真連合会全日本ウエイト制優勝)らが揃って敗退。

 芦原会館の大石航輝は高校生ながらキレのある突きや華麗な足技を武器に有力選手を連破しベスト8に進出した。

▲軽量級に出場した18歳の松本充史(魚本流・左)

 昨年の新極真会ウエイト制で他流派ながらベスト4に入賞した18歳の松本充史(魚本流)は強力な突き蹴りを放つ完成度の高い組手を披露し、危なげなく2日目に進出。明日の本戦ではこの勢いのまま優勝となるかが注目される。

 軽量級はベスト8中7名が新極真会以外の選手となる、なんとも統一大会らしい顔ぶれとなった。

 重量級の有力選手である長田裕也(極真会館小井道場)は重量級離れしたスピードのある突きに左右のローキックが武器。初戦となる2回戦を延長戦で勝利。3回戦は終盤にそのローキックでラッシュをかけ本戦5-0で勝利した。

 参加流派中、最も大きな団体である新極真会の有力選手である、島本一二三(新極真会広島支部)は軽重量級の初戦を左中段蹴りで一本勝ち。2回戦を開始7秒の一本勝ちで会場を沸かす。軽重量級の加藤大喜(新極真会愛知山本道場)や重量級の島本雄二(新極真会広島支部)も相手を寄せ付けず全て延長戦までいかず本戦勝ちでベスト8入り。中量級の前田優輝(新極真会和歌山支部)や河瀬俊作(新極真会佐賀筑後支部)もベスト8に進出した。

 昨年の新極真会全日本大会・無差別王者の落合光星(新極真会和歌山支部)は重量級の初戦を本戦勝利。3回戦は有力選手である伊藤貴則(金剛カラテ)から中段突きによる技ありを奪い勝利。圧倒的な力を見せて2日目に進出した。

 また、女子クラスは有力選手である大野絵実菜(空手道MAC)、加藤小也香(新極真会愛知山本道場)がベスト4入りし大会2日目に勝ち進んだ。

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