【藤原祭】森井が快挙、ルンペットを回転ヒジでKO
藤原ジム
「藤原祭」
2014年6月19日(木)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第12試合) 58.51kg契約 ムエタイルール 3分5R
○森井洋介(藤原ジム/Bigbangスーパーフェザー級王者)
TKO 2R2分15秒 ※バックハンドエルボー
●ルンペット・ガイヤーンハーダオ(タイ/前ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級王者)
森井は“ミサイル・パンチャー”の異名通り、鋭く強いパンチが武器。セコンドには同門の先輩である“野良犬”小林聡が就いた。
ルンペットは昨年11月に初来日し、WPMF世界スーパーバンタム級王者・一戸総太の挑戦を受けて判定勝ち、ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級タイトルの防衛に成功している。今年になって同王座は返上し、現在はフェザー級のトップ戦線で活躍中のタイの人気選手。
1R開始と同時に森井は突っ込んでいってローキック、ルンペットは前蹴りで吹っ飛ばす。森井はローを蹴りながら左フック、右アッパーを繰り出し、ルンペットは左ミドルのカウンターとヒザ蹴り。
2R、どんどん前へ出て左ミドルとパンチ、ヒザで攻めるルンペット。徐々にルンペットのペースに持ち込まれていたが、ルンペットが首相撲を仕掛けてきたところで森井が右バックハンドエルボー。この一撃でルンペットがダウン、そのまま立ち上がれず10カウントを聞いた。
狂喜乱舞する森井は、「この試合を楽しみにしていたおじいちゃんが4月に亡くなって……」と祖父の写真を手にし、「写真でも見に来てもらえてよかったです」と勝利を喜んだ。
また、バックハンドエルボーは「小林さんから組み付かれた時にヒジが入ると言われて、練習していた」と作戦がズバリ的中したと打ち明けた。
後楽園ホールは師匠・藤原敏男会長がラジャダムナン王座をKO勝ちで奪取、兄弟子・小林聡がラジャダムナンスタジアムの現役王者をKOした会場でもあり、森井は2人に次ぐ快挙を達成した。
▼第7試合 60kg契約 K-1ルール 3分3R
△山本真弘(藤原ジム/IT’S SHOWTIME世界-61kg級王者)
ドロー 判定0-0 ※三者とも29-29
△中村圭佑(チームドラゴン)
“国内60kg級最強”の名をほしいままにするテクニシャン・山本が、Krushで活躍する9勝(5KO)4敗2分の強打者・中村を迎え撃った。
1R、サウスポースタイルから左フックと左ミドルを放っていく山本に、中村は右ミドルとボディブロー。
2R、強引に入り込もうとする山本に中村は右ミドル、ヒザ蹴り。中村は前蹴りを有効に使い、打ち合いに来る山本へ左右フック。かろうじてブロックしているものの山本が押され気味。
3R、山本はパンチと左ミドル&ハイで前へ出るが、中村のフックをもらう場面も。それでも左フック、左ストレートを打ち込んでいき、最後はパンチでラッシュ。山本が意外な苦戦を強いられ、ドローに終わった。
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