【VTJ】優勝した扇久保がDEEP元谷に宣戦布告
VTJ実行委員会
「VTJ 6th」
2014年10月4日(土)東京・大田区総合体育館
▼メインイベント(第10試合) VTJフライ級トーナメント(56.7kg)決勝戦 5分5R
○扇久保博正(パラエストラ松戸/第8代修斗世界フェザー級王者)
判定3-0 ※49-46、49-46、50-45
●シーザー・スクラヴォス(アメリカ/TEAM SKLAVOS)
※扇久保がトーナメント優勝。
今年2月から8人で行われてきたVTJフライ級トーナメントが、いよいよ決勝戦を迎える。決勝を争うのは第8代修斗世界フェザー級王者・扇久保とシーザー。優勝賞金は100万円だ。
1R、扇久保がテイクダウンで先制するが、シーザーはフロントチョーク。バックも奪われた扇久保だが、後半に上を奪い返してヒジを落とす。
2R、パンチで前に出てくるシーザーに、扇久保は右ローを狙い撃ち。この右ローにシーザーがヒザを折る場面も。扇久保はさらにミドル、ハイも放つ。組み付いてきたシーザーにはヒザ蹴りを見舞う。
3R、右ローを警戒したシーザーがサウスポーに構え、前に出てこない。すると扇久保は三日月蹴り。シーザーにテイクダウンを許したが、すぐに奪い返して上になり、パンチとヒジ。
4R、扇久保が飛びついてのフロントチョークを極めかける。脱出したシーザーに上からパンチを落とされるが、スタンドに戻ると扇久保がテイクダウンし、残り2分をトップキープ。
5R始まってすぐにテイクダウンを奪う扇久保。そのまま最後まで上のポジションをキープし、コツコツとパンチとヒジ。最後は足関節技を仕掛けて終え、完封に近い判定勝ちでトーナメントを制した。
扇久保はマイクを持つと、「このトーナメントで優勝したらUFCに行けるかなって話をもらっていたんですが、ひとつだけ日本でやり残したことがある。フライ級でもう一人凄いチャンピオンがいると思うので、勝った方がUFCに行くというのはどうでしょうか? 日本の格闘技は僕ら軽量級が盛り上げていきます。元谷選手、出来るのであればやりましょう」と、DEEPフライ級王者・元谷友貴との対戦をアピールした。
▼セミファイナル(第9試合) 145ポンド(65.8kg)契約 5分3R
○ISAO(坂口道場一族/第5代ライト級キング・オブ・パンクラシスト)
判定3-0 ※30-27、29-28、30-27
●リオン武(ライジングサン/第5&8代修斗世界ライト級王者)
ISAOは強烈な打撃に加えて寝技も上手く、現在11戦負けなし。UFCに出場した弘中邦佳、徳留一樹からKO勝利を奪っているパンクラスのエースだ。対するリオンも強烈な右のパンチを武器に、佐藤ルミナや宇野薫をKOしている元修斗世界王者。
1R、リオンの右ミドルを何発ももらうISAOだが、2度のテイクダウンに成功。2度目のテイクダウンでは上からヒジを落とす。
2R、打ち合いから積極的にテイクダウンを狙いにいくISAO。リオンはテイクダウンされてもすぐに立つ。離れるとリオンがパンチとミドルキック。
3R、ISAOは姿勢を低くして潜り込むようなパンチ。リオンもパンチ、ミドルキックで応戦するが、徐々にISAOの打撃に押され始め、ラスト40秒でISAOがテイクダウンに成功、上からヒジを連打する。ISAO優勢のままタイムアップとなり、ISAOが判定でこの試合を制した。
ISAOはマイクを持ち、「VTJのファンの皆さん、始めまして。今日はベテランのリオン選手と戦えることでワクワクしていましたが、リオン選手が思った以上に強い選手だったので自分の実力が出せませんでした。次はいつになるか分かりませんが、また出ることがあったら爆発していい試合をしたいと思います」と挨拶した。
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