【空道】ロシアが7階級中6階級を制覇、-230は中村が優勝
国際空道連盟
「第4回世界空道選手権大会・2日目」
2014年11月16日(日)東京・国立代々木競技場第2体育館
キューバなどの初参加国を含め、世界約50カ国の選手が出場した4度目の世界大会。
波乱はいきなり起こった。全日本無差別大会で3度優勝の日本のエース・加藤久輝(大道塾安城同好会)に優勝の期待がかかっていたが、男子-270級の二回戦でロカス・カロブリス(リトアニア)に延長戦で敗れる。男子-230級で中村知大(大道塾総本部)が不戦勝による優勝を収めた以外は、6階級をロシア勢が制覇。5年前と変わらず、その圧倒的な力の差を証明する結果となった。
▼-230級決勝戦
○中村知大(大道塾総本部)
不戦勝
●エドガー・コリアン(ロシア)
準決勝で目黒雄太(大道塾長岡)を破った中村と、準決勝で末廣智明(大道塾吉祥寺)を下した世界大会二連覇コリアンとの決勝戦。しかし、準決勝で左腕を負傷したコリアンは試合続行不可能となり、中村が世界大会を初制覇した。試合後、中村は「コリアンとやれなくてすっきりしないものはあります。コリアンに勝って引退しようと思っていましたが、まだやりたいと思います」とコメント。
■-230級
優 勝 中村知大(大道塾総本部)
準優勝 エドガー・コリアン(ロシア)
3 位 目黒雄太(大道塾長岡)
4 位 末廣智明(大道塾吉祥寺)
▼-240級決勝戦
○ゲガム・マナヴァシアン(ロシア)
一本 ※腕ひしぎ十字固め
●アンドレイ・グリシン(ロシア)
ゲガムは後ろ廻し蹴りを見せるなど余裕を窺わせる攻撃。アンドレイが組み付いてテイクダウンしグラウンドで上を取ったが、下のゲガムは腕十字を極め一本勝ちした。
■-240級
優 勝 ゲガム・マナヴァシアン(ロシア)
準優勝 アンドレイ・グリシン(ロシア)
3 位 ニコラス・ヌニェ(チリ)
4 位 バトム-・ダンディンスレン(モンゴル)
▼-250級決勝戦
○ルスラン・ケレサエフ(ロシア)
延長 優勢勝ち
●清水亮汰(大道塾総本部)
ルスランの突進しながらの攻撃に対し、清水は退がりながらも蹴りを返していく。決勝戦ルールにより延長戦へ突入すると(有効2か効果3がなければ自動的に延長戦)、変わらずルスランの圧力の前に清水は退がる一方。故意に場外に逃げたとして清水に反則が言い渡される。再開後、清水の蹴り足をキャッチしたルスランがパンチを合わせ効果1が入る。ルスランが優勢勝ちで優勝した。
■-250級
優 勝 ルスラン・ケレサエフ(ロシア)
2 位 清水亮汰(大道塾総本部)
3 位 アレクサンダー・ストレチェンコ(ウクライナ)
4 位 コノネンコ・アレクセイ(大道塾東北本部)
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】