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【新日本キック】蘇我惜敗、元ラジャ王者の左ミドル冴える

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2015/08/30(日)UP

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ニモ(左)のパンチに左ハイを合わせる麗也(右)

▼第12試合 トリプルメインイベント 52kg契約 3分5R
○麗也(治政館/日本フライ級王者)
判定3-0 ※三者とも50-47
●ニモ(キングジム/NJKFフライ級王者)

 今年1月から本格開戦したNJKFと新日本キックのトップ同士による交流戦。5月大会でHIROYUKIを5RKOで下しタイトルを奪取した19歳の麗也が、NJKF王者のニモを迎え撃った。ニモは2月のNJKFでHIROYUKIに敗れており汚名返上を狙う。

 序盤はお互いに蹴りを繰り出し様子を伺う中、麗也は右ハイ、左ローと力強い攻撃。

 2Rには、麗也が鋭い左ジャブを突きながらパンチ・蹴りにつないでニモを下がらせ追い込む。ニモは手数が圧倒的に少なく、麗也有利。

 3R以降も左ジャブを主体とした攻めを見せる麗也の前にニモは後手に回ってしまう。5R、ニモが右ストレートをヒットさせる場面もあったが単発の攻撃に。麗也が大差を付けて判定勝ちした。

  


 

右ハイでKO勝ちした橋本(右)

▼第11試合 セミファイナル 日本ライト級 3分3R 
○橋本 悟(橋本道場/INNOVATIONライト級4位/元INNVATIONライト級王者)
KO 2R3分9秒 ※右ハイキック
●直闘(治政館/日本ライト級2位)

 7月のイノベーションで勝利し連敗から脱出した橋本が新日本のリングに初参戦、新日本上位ランカーでベテランの直闘と激突。

 1Rから橋本は右ローをこつこつ当て、ミドル、ハイと右の蹴りを散らす。

 直闘はパンチでプレッシャーをかける中、接近戦で橋本が右ヒジでダウンを奪う。

 2R、右ロー、右ミドルの橋本に対し、逆転を狙う直闘が前に出る。橋本が右ハイをクリーンヒットさせKO勝ちした。

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