【新日本キック】蘇我惜敗、元ラジャ王者の左ミドル冴える
新日本キックボクシング協会/治政館
「WINNERS 2015 3rd」
2015年8月30日(日)東京・ディファ有明
▼第14試合 トリプルメインイベント 日タイ対抗戦 61kg契約 3分5R
○ペッシーニ・ソーシリラック(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者)
判定2-0 ※49-48、49-49、50-48
●蘇我英樹(市原ジム/WKBA世界スーパーフェザー級王者)
5月大会で大月晴明に敗れた蘇我が再起戦、元ラジャダムナンスタジアム王者で現在27歳のペッシーニと対戦した。
1R、蘇我は右ローをこつこつ当てながら強烈な左ボディ。どっしり構えるペッシーニもローを返し、このラウンドは様子を伺う。
2R、蘇我の左フックがヒットし一気にラッシュを仕掛けるが、ペッシーニは組み付いて攻撃を遮断。リズムを掴む蘇我が手数を増やす。
3R、蘇我は左右ローから左ボディを狙うが、タフなペッシーニは顔色を変えず前蹴りで大きく吹き飛ばし、4Rには前蹴り、左ミドルで突き放し主導権を握る。
蹴りをもらう蘇我はボディを赤く染めながらも、最終ラウンドにはパンチの連打で圧力をかける。下がるペッシーニは巧みなディフェンスで決定打を許さず、ミドル、前蹴りで距離を取る。判定は1人引き分けの2−0、蘇我の勝利には一歩届かずペッシーニが判定勝利した。
▼第13試合 トリプルメインイベント 日本バンタム級タイトルマッチ 3分5R
○瀧澤博人(ビクトリージム/日本バンタム級王者)
TKO 3R2分37秒 ※ドクターストップ
●古岡大八(藤本/同級1位/挑戦者)
※瀧澤が初防衛に成功
昨年10月に重森陽太を破り、王者に輝いた瀧澤が初防衛戦を迎えた。挑戦者の古岡とはこれまでに2度対戦し、瀧澤の1勝1分。
1R、オーソドックスの瀧澤に対し、サウスポーの古岡はほぼ左ローのみの攻撃。瀧澤は右ハイを何度も繰り出すが深追いはしない。
2Rも変わらず古岡は左ローをこつこつ当てバックブローも交ぜる。瀧澤の蹴りに合わせて古岡がローを合わせバランスを崩させるなど、古岡が徐々にペースを握る。
しかし、3Rになると、古岡の攻撃に合わせて瀧澤が右ヒジ! この一撃で古岡は左まぶたをカットしドクターストップ。
初防衛に成功した瀧澤は11月15日(日)東京・ディファ有明で所属するビクトリージムが主催興行を行うことを伝え、「そろそろ僕が世界の強豪と戦うところを見たくないですか? 会長、僕の人生を変えるチャンスをください」とアピールした。
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