【パンクラス】王座陥落続きメインと鈴木が新王者に輝く
パンクラス
「PANCRASE 270」
2015年10月4日(日)東京・ディファ有明
▼第14試合 メインイベント フェザー級キング・オブ・パンクラスタイトルマッチ 5分5R
○アンディ・メイン(アメリカ/Pure MMA/HF/同級1位/挑戦者)
一本 4R1分18秒 ※三角絞め
●ナム・ファン(アメリカ/パラエストラ八王子/王者)
※メインが第5代王者に、ナムは初防衛に失敗
ナムは今年2月に当時王者だったタクミを降し新王者に輝き、今回が初防衛戦。対するメインは2013年7月に初参戦。昨年11月大会では元修斗世界ライト級王者・田村彰敏を圧倒し2RTKOで降した。外国人同士のタイトルマッチは2003年11月30日両国国技館でのミドル級王者ネイサン・マーコートvsヒカルド・アルメイダ以来、12年ぶり。
1R、フックを出しながら組み付いたメインはナムのバックを奪うと持ち上げてマットに叩きつけ、パワーの違いを見せ付ける。グラウンドでは力の差を見せたメインだが、2Rのスタンドの攻防ではナムが右ストレート、右ハイキックをヒットさせる。3R、メインがナムのバックを取りスリーパー狙い。足を絡めてグラウンドコブラも仕掛ける。
4R、ナムのタックルを切ったメインは腰投げでテイクダウン。三角絞めを仕掛け、これがガッチリ極まるとナムはタップ。念願のパンクラスベルトを獲得したメインは「パンクラスのチャンピオンとしてUFCに出られるようにベルトを防衛していきたい」とアピールした。
▼第13試合 セミファイナル ウェルター級キング・オブ・パンクラスタイトルマッチ 5分5R
○鈴木槙吾(ALLIANCE/同級1位/挑戦者)
一本 2R3分56秒 ※チョークスリーパー
●レッツ豪太(総合格闘技道場コブラ会/王者)
※鈴木が第8代王者に、レッツは2度目の防衛に失敗
両者は今年5月、ノンタイトル戦で対戦し、序盤はレッツがグラウンドで優勢に試合を進めるも、2Rに鈴木がKO勝ちを収めた。
1R、序盤の打ち合いで鈴木の左フックがクリーンヒット。この一発でぐらつくレッツはタックルを強引に仕掛けテイクダウン。
すぐに立ち上がった鈴木は打撃戦を仕掛けようと前進するが、レッツは打ち合いを避け背中を見せて逃げる場面も。
2R、プレッシャーをかける鈴木の前に、レッツはサークリングしながらタックルを仕掛けるがテイクダウンできない。打ち合いの中で鈴木の右フックがヒットさせると、レッツは再び背中を見せて逃げる。
追いかける鈴木はパンチの連打でなぎ倒すとパウンド連打で追撃。マウントポジションからもパンチを落とし、レッツがうつ伏せになると鈴木がスリーパーで一本勝ちした。
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