【ボクシング】八重樫、メンドサにパンチを倍返しで悲願の3階級制覇
大橋ボクシングジム
「ボクシングフェス2015 世界ダブルタイトルマッチ」
2015年12月29日(火)東京・有明コロシアム
▼第5試合 IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ 3分12R
○八重樫東(やえがし・あきら/大橋ジム/IBF世界ライトフライ級8位・挑戦者)
判定3-0 ※117-111、119-109、120-107
●ハビエル・メンドサ(メキシコ/IBF世界ライトフライ級王者)
※八重樫が新王座に就き3階級制覇。
IBF世界ライトフライ級タイトルマッチを争う王者ハビエル・メンドサ(メキシコ)に挑戦者・同級8位の八重樫東(大橋ジム)が挑む。
八重樫は元WBA世界ミニマム級&元WBC世界フライ級王者。昨年12月30日に成しえなかった3階級制覇に再挑戦する。
1R KO率70%を誇るメンドサ。八重樫より13センチ長いリーチから八重樫に左ボディから顔面に振りヒットしていく。八重樫はアッパーを当てていく。
2Rもメンドサがボディを集中。八重樫一瞬動きが止まるが、ラウンド終了間際、八重樫が右ストレートをクリーンヒットさせメンドサの動きが止まる。
3R 距離を取りパンチをかわしながらタイミングを見て中に入りメンドサの顔に度々パンチをヒットさせる。八重樫の右フックがテンプルに入りメンドサの動きが鈍る。八重樫も顔にパンチをもらうが、その倍の手数で反撃する。
6R メラウンド終了間際に八重樫の右フックがヒットしメンドサがぐらつく。
7R 序盤からメンドサのパンチが顔に入りコーナーに詰められ連打を許す八重樫場面もあったが9Rには八重樫の右ストレート、右フックが度々メンドサの顎、テンプルを捉えメンドサの顔の左側面が赤く腫れ始める。
11Rラスト30秒にはお互い打ち合いになるが、八重樫はもらったパンチの倍の手数を返しヒットさせる。ぐらつくメンドサ。
ラスト12R、足で動いて動いて当てさせない八重樫、中盤、八重樫の右フックでメンドサがぐらつく。以降メンドサの攻撃が弱まり終盤、八重樫の左右フックがメンドサにヒットしダウン寸前に追い込み判定は八重樫に。見事3階級制を達成した。
「昨年12月30日に負けてしまいボクシングをやめようかと思ったが、みんなの応援のおかげでこのリングに戻ってきた。今回途中もうだめかな、と思ったがあきらめず戦った。昨年、12月30日は妻の誕生日だったけど負けてしまって、今年は29日と早いですが、誕生日プレゼントを渡します」とリング上の妻にベルトを渡し会場は拍手に包まれた。
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