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【UFC】無敗のKO男対決はガーブラントが1RでKO勝ち

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2016/05/29(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

 

ガーブラント(右)が初回KO勝ちで無敗の強打者対決を制した

Zuffa
「UFC Fight Night-Almeida vs Garbrandt-」
2016年5月29日(日・現地時間)アメリカ・ネヴァダ州ラスベガス
マンダレイベイ・イベンツセンター

▼バンタム級 5分5R
○コディー・ガーブラント(アメリカ)
KO 1R 2分53秒 ※右フック
●トーマス・アルメイダ(ブラジル/UFCバンタム級7位)

 アルメイダは名門シュートボクセ所属で、デビュー以来21連勝中。そのうちKO勝ちが16戦もあり、UFC参戦後も4試合中3試合がKO勝ちだ。対するガーブラントはアマチュアボクシングで32勝1敗、レスリングではオールアメリカンに選出される実績を持ち、8戦全勝のうち7勝がKOとこちらもハードパンチャー。バンタム級期待の新鋭同士の対戦となった。

 両者のコール時には当然のように、アメリカ人のガーブラントには大歓声が起こり、アルメイダにはブーイングが浴びせられる。

 1R、ガーブラントは飛びヒザ蹴りを放ち、強烈な左右フックで前に出る。たびたび打ち合いが繰り広げられ、場内は大盛り上がり。ガーブラントが右ストレートでアルメイダを仰け反らせ、一気に連打。

 アルメイダをケージ(リングを囲む金網)際に追い詰めたところで狙い済ました右フックが炸裂し、アルメイダはダウン。上から一発見舞ったところでレフェリーが試合をストップし、ガーブラントが豪快KOで新鋭対決を制した。

 リングアナウンサーは興奮気味に、「スーパースターがラスベガスに誕生した!」とガーブラントを紹介。コディー・ガーブラントは星条旗を身にまとい、大歓声に応えた。試合終了後のインタビューでは「俺がこの階級で最強のハードパンチャーだってことは分かっていた。ドミニク・クルーズだろうが誰だろうが吹っ飛ばしてやる。俺は王者になってみせる」と豪語した。

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かつてバンタム級の絶対王者として君臨していたバラオン(左)をスティーブンス(右)が下した

▼フェザー級 5分3R
○ジェレミー・スティーブンス(アメリカ/UFCフェザー級9位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●ヘナン・バラオン(ブラジル/UFCフェザー級5位)

 2007年からUFCに参戦しているスティーブンスは24勝のうち16試合がKOと打撃を得意としているが、12敗と負けも多い。対するバラオンは元UFCバンタム級王者で、2014年5月にTJ・ディラショーに王座を奪われるまで30連勝(1無効試合を挟む)と驚異的な戦績を誇っていた。今回からフェザー級に転向。

 1R、序盤にワンツーをヒットさせたバラオンが、中盤になるとタックルで組み付く。テイクダウンは出来ず、離れると今度はスティーブンスが打撃で前に出る。終盤、再びタックルに入ったバラオンはバックを奪ったがテイクダウンは出来ず。

 2R、両者が接近戦で打ち合う中、スティーブンスの右アッパーが豪快にヒット。場内が一気に盛り上がり、スティーブンスはパンチで攻める。右のパンチがバラオンを捉え、バラオンは組み付いてケージに押しj込む。離れると打撃で優位に立つスティーブンス。しかし残り30秒、バラオンがついにテイクダウンに成功した。

 3R、両者パンチを繰り出すがなかなか当たらない。バラオンはジャブからタックルを仕掛けるもやはりテイクダウン出来ず。離れるとスティーブンスが大振りのフック、バラオンがワンツー。

 残り2分を切ったとところでバラオンがタックルで尻餅をつかせることに成功。背中をマットに着けられず立ち上がったスティーブンスはフックを振り回しながら前へ出て、右フックをヒットさせる。最後はパンチの打ち合いとなり、スティーブンスが上回った。判定は3-0でスティーブンスが元バンタム級絶対王者を下した。

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