【ボクシング】村田が元世界ランカーを秒殺KO、年内世界戦か
プロボクシング
2016年7月23日(現地時間)アメリカ・ラスベガス・MGMグランドガーデンアリーナ
▼スーパーミドル級10回戦(73・4kg契約)
〇村田諒太(帝拳ジム)
TKO 1R 1分52秒
●ジョージ・タドニッパ(アメリカ)
ロンドン五輪金メダリストでプロ10戦全勝7KOの村田諒太(30/帝拳=IBF・WBO世界ミドル級3位)が元WBC全米ミドル級王者のジョージ・タドニッパ(アメリカ)を迎え撃つ。タドニッパは34勝2敗で25歳からプロボクサーとして活躍する37歳のベテラン。
現在ノーランカーではあるが、4ヶ月だけ世界ランキングに入ったこともある。WBOオフィシャルサイトによると、2014年11月、WBO世界スーパーミドル級7位にランクインしたが、翌月12月から2015年2月まで8位。以降はランク外となっている。
2015年3月、WBAインターナショナル・スーパーミドル級タイトルマッチに挑戦。元WBCミドル級シルバー王者のパトリック・ニールセン(デンマーク)に8回TKO負けを喫している。
そのタドニッパは試合開始早々、村田に対しフックの連打で前に出る。村田はガードを固めタドニッパの打ち終わりを狙ってジャブからキレのある右ストレートを出していく。
試合中盤、タドニッパがボディブローを出すと、村田もお返しとばかりにワンツーから左ボディブローをタドニッパのレバーに食い込ませる。
ここでタドニッパがダウン。立ち上がったタドニッパだったが、村田のボディと右ストレートの連打にレフェリーがストップ。わずか1R1分52秒 TKO勝利で村田がプロ無敗の11連勝8KOと戦績を伸ばした。
相手の実力はともかく秒殺KOで飾ったことで、村田はラスベガスにPRできたか。今年に入って村田は3連続KOと快進撃。村田と契約するアメリカの大手プロモート会社トップランク社のボブ・アラム氏は「この試合後、世界タイトルも狙えると感じたら年内の世界挑戦も考えている」と語っているが、果たして年内の世界挑戦は実現となるか。
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