【ボクシング】井上拓真がダウン喫するもダウン奪い返して逆転勝ち
大橋プロモーション
「ボクシングフェス9・4~井上尚弥、世界タイトルV3戦~」
2016年9月4日(日)神奈川・スカイアリーナ座間
▼53.0kg契約 3分10R
○井上拓真(大橋ジム/前OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者)
判定3-0 ※96-91、97-90、97-90
●フローイラン・サルダール(フィリピン/WBC世界フライ級15位)
井上尚弥の弟・拓真が世界タイトル挑戦前哨戦に臨んだ。対戦相手のサルダールはWBC世界フライ級15位にランクし、戦績は23勝(14KO)1敗1分。
拓真はデビュー戦で日本ランカーに勝利し、2戦目では高山勝成と世界王座を争ったファーランにも勝利。7戦全勝で今回の試合を迎えた。
1Rから波乱は起きた。サルダールの長いリーチから放たれた左ジャブからの強烈な右ストレートで拓真がダウンを喫したのだ。
2Rもサルダールの攻勢が続く。左ジャブから強烈な右フック、右ストレートを放つ。拓真は左右ボディブローを返す。
3Rから徐々に盛り返す拓真が伸びのある右ストレートを数回ヒットさせる。4Rにはサルダールがボディを狙うが、拓真は左アッパーと左フックで応戦。右フックがクリーンヒット。
5R、拓真の連打がヒットし、サルダールは完全に足が止まって防戦一方に。6、7Rも拓真がジャブ、フックをヒットさせていく。
そして8R、拓真の左フック空振りからの右ストレートがサルダールを捉え、ダウンを奪い返した。
9Rにも拓真が左フックでダウンを追加し、10Rも攻め続ける拓真。逆転の判定勝利を収め、世界挑戦前哨戦をクリアした。
拓真は「初めての地元。最初に変なところを見せてすみませんでした。ダウンをもらって一気に目が覚め、冷静になって組み立て直すことが出来ました。相手もアマチュアで200戦以上の強豪でしたが、1R以外は圧倒出来てよかった」と試合を振り返り、「1Rさえなければ。1Rが会場のお客さんとお父さんにどう見られるか(笑)」と言うと、場内からは笑いが起こった。
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