【ボクシング】五輪メダリスト清水がKOデビュー「村田と2人で世界王者になりたい」
大橋プロモーション
「ボクシングフェス9・4~井上尚弥、世界タイトルV3戦~」
2016年9月4日(日)神奈川・スカイアリーナ座間
▼58.0kg契約 3分6R
○清水 聡(大橋ジム)
KO 5R 2分13秒 ※左ボディブロー
●イ・インギュ(韓国)
2012年ロンドン五輪ボクシング・バンタム級の銅メダリスト・清水がプロデビュー戦を迎えた。相手のインギュは韓国フェザー級王者。
1R、サウスポーの清水は頭を下げて右ボディを打ってきたインギュに左フックを見舞い、ダウンを奪う。2Rには、さらに突っ込んでくる相手に右フックを合わせて2度目のダウンを追加。
4R、長いリーチから繰り出す左右のストレートとフックで前に出る清水。相手は頭を下げてパンチを振り回してくる。しかし、左ボディが入ると後退し、清水の連打が入る。
5R、次々とパンチを当てる清水だが、相手も粘る。清水の右ジャブ、左ストレート、左フック。そして左ボディブローが強烈に決まると、相手はうずくまってダウン。今度は立てず、清水のKO勝ちとなった。
KO勝利でデビュー戦を飾った清水は、「KOよりも、そこにいる村田が気になりましたね。早く追いつかないといけないので」「(試合中に)あいつ(村田)が目をそらしたので、あいつの方が意識してんじゃないですかね」「僕らはメダルを獲っていてアマチュアの顔でもあるので、2人で世界チャンピオンになりたいですね。頑張ろう、村田」と、テレビ解説を務めていた村田諒太に語りかけると、場内は大歓声。
その村田は、「友人が勝ったのは嬉しいですが、もうちょっとプロにアジャストして欲しいですね」と清水にエールを送った。
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