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【パンクラス】元プロボクサー三浦が完勝で王座奪取

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2016/10/02(日)UP

計量オーバーのノゲイラ(左)と意地の接戦を繰り広げたマモル(右)

▼第10試合 フライ級  5分3R
○マモル (シューティングジム横浜/KOTC世界ジュニアフライ級&修斗初代フェザー&バンタム級王者/同級1位)
判定2-1 ※28-29、29-28、29-28
●ルイス・ベタオ・ノゲイラ(ブラジル/RENOVACAO FIGHT TEAM/パンクラス・バンタム級4位)
※ノゲイラは計量オーバーのため、マモルが勝利した場合のみ公式記録とし、それ以外はノーコンテストとなる

 計量オーバーのノゲイラには観客から大ブーイング。一方、マモルは大声援で迎えられた。

 1R、パンチで前に出てきたノゲイラの右フックを被弾し、ケージ際でマモルが崩れる。ノゲイラはフロントチョークを仕掛けるが、マモルはこれを外す。観客からは「マモル」コールが起こる。 

 2R、マモルは左ミドル、ノゲイラは左ローを打ち合う。マモルがノゲイラのパンチで左目上をカットするが、怯まず左右のパンチでノゲイラをケージ際に追い込んでタックル。しかし、ノゲイラは倒れず、逆に体勢入れ替えマモルをケージに押し込む。組みの攻防から両者が離れると、マモルが打撃で攻勢。左ハイ、左ミドルを叩き込み、終盤には打ち合いからバランス崩したノゲイラにヒザ蹴り。

 3R、ケージ際で組みの攻防になると、マモルがヒジを多用する攻撃でペースを握る。ノゲイラをケージに押し付けながら、見計らって顔面にヒジ。さらにヒザ蹴りをボディに入れた。

 判定は割れたがマモルに軍配。場内から大声援が贈られた。

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スリリングな攻防を繰り広げた山本(左)と翔兵(右)

▼第9試合 フライ級 5分3R
○翔兵(※コンボイ升水から改名/升水組/同級9位)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●山本篤 (フリー/同級5位)

 1R、スタンドの攻防を繰り広げる両選手。翔兵は距離をとりながら左右のハイキック。さらに一気に距離を詰めて左右のパンチ。被弾した山本がダウン気味に崩れ落ちる場面も。 

 2R、足を使って距離をとる翔兵を山本は追いかける展開に。山本は左ジャブを繰り出しながら距離を詰めるが、翔兵は離れながら打ち終わりを狙って左フックを合わせた。

 3R、翔兵が開始早々にタックルからテイクダウン。スタンドに戻ると再び打撃戦に。翔兵がパンチをヒットさせ、山本がダウン気味に倒れると、追撃のパウンド。山本は組み付いてディフェンス。

 しかし、徐々に疲れが見え始めた翔兵。手数が減ると山本のパンチを被弾し、鼻から出血。終盤に再び両選手が打ち合うも山本の攻勢が目立った。

 勝負の行方は判定に。山本の追撃を振り切った翔兵が勝ち名乗りを受けた。

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●次ページ:元DREAM王者・高谷を破った”アルゼンチンの虎”が再び参戦

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