【ベラトール】加藤久輝がRIZINに続く圧勝、王座再挑戦に前進
Bellator MMA
「Bellator 162」
2016年10月21日(金・現地時間)アメリカ・テネシー州メンフィス フェデックス・フォーラム
▼ミドル級 5分3R
○加藤久輝(ALIVE)
TKO 1R 4分58秒 ※レフェリーストップ
●A.J.マシューズ(アメリカ)
空手をバックボーンとする加藤は、全日本空道体力別選手権大会で4連覇などの輝かしい実績の持ち主。2013年3月にプロMMAデビューを果たし、相手を吹っ飛ばすパンチと豪快な投げ技で、試合を見た者に強烈なインパクトを残すことから“メガ・インパクト”の異名を持つ。Bellatorには昨年6月から参戦し、第2戦目でミドル級タイトルマッチも経験。今回が第4戦目となる。
対するマシューズは13戦8勝5敗のMMA戦績を収め、勝ち星のうち6勝がKO・TKO勝ちという強打者。昨年末の『RIZIN』に出場している。
戦前の予告通り、1Rから両者が打撃戦を展開。サウスポーの加藤はさっそく左ミドルキックで快音を響かせる。マシューズが距離を詰めてきたところを左ストレートでよろめかせ、左ミドルと左フックで畳み掛ける。しかし、マシューズも負けじと左右フックの連打を返し、加藤を後ろに下がらせる。
1R残り時間1分40秒のところで、加藤の偶発的なサミングにより試合が中断。再開後、加藤は左ストレートからすぐさま強烈な左ミドルにつないで攻勢に出る。さらに左ハイを続けざまに浴びせて、マシューズが後ろへ下がったところに左アッパー。マシューズが左フックを返すと、加藤はカウンターの左フックを叩き込んだ。
これを被弾したマシューズが倒れ込むようにマットに背中をつけると、加藤は上から左右パンチのラッシュで追撃。何とか逃れて立ち上がるマシューズだが、すでにふらふらの状態。ケージ際に追い込まれ、加藤の左アッパー、右フック、左フックを連続被弾。しゃがみ込んだところでレフェリーストップとなった。
1R残り時間2秒でマシューズを仕留めた加藤。序盤から相手を圧倒する内容で強打者対決を制した。Bellatorでの戦績を3勝1敗(うち1勝はキックルール)とし、ミドル級王者メルヴィン・マヌーフへの再挑戦にまた一歩前進している。
PHOTOS=Bellator MMA(C)
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