【ムエタイ】”天才高校生”石井一成、タイのテレビマッチでTKO勝ち
ペッティンディプロモーション
「スックヨードムエタイ ハイラックス レボ ペッティンディ興行 テレビマッチ3ch」
2016年11月16日(水・現地時間)タイ・プラナコンシーアユタヤ県セーナー郡特設会場
▼111ポンド契約
○石井一成(エクシンディコンジムJAPAN/東福岡高等学校3年在学/Phumpanmuangミニフライ級王者)
TKO 2R
●スーパーニュー・ソージョーベンスパーチンブリ(タイ)
現在、東福岡高等学校(3年生)に在学し、学業とタイ遠征の両立を図っているPhumpanmuangミニフライ級王者・石井一成。9月30日に行われたランシットスタジアムのテレビマッチでKO勝利したことで、同プロモーションが主催するtrue4Uのフライ級10位にランクイン。目標とするムエタイ王座へ順調に駒を進めている。
対するスーパーニューは80戦65勝の戦績を持つ選手。バンコクのメジャースタジアムでも20戦ほどこなしており、経験値では石井を上回る相手だ。
1R、石井は右ローキック主体の攻撃。距離感をつかむと、さらにローで攻める。スーパーニューはスピードの速い左ミドルで応戦。ヒザでとっさにカットできないような高めの位置に放つなど、試合巧者ぶりをうかがわせた。
2Rに入ると、石井は距離を詰めてプレッシャーをかけ、ジャブからローキックにつなぐ攻撃でコツコツとダメージを与えていく。スーパーニューは石井のローキックを警戒しているのか、1Rに見せたミドルが鳴りを潜める。
するとここで仕掛けた石井。ジャブからの右ローを浴びせると、今度は左ボディーフックを2連射。スーパーニューが一瞬慌てた表情を見せたところに石井が強烈な右ロー。これを食らったスーパーニューはマットに崩れ落ちた。
足にかなりのダメージを負ったようで、スーパーニューは苦悶の表情。石井のTKO勝ちとなった。
試合後、石井は「練習して来たローキック、パンチ、首相撲への対応が、そのまま試合で出せたことが今回の結果につながったと思います。絶対に気持ちで負けないと心に決めていました。狙い通りKOが出来て良かったです」と勝利の喜びを伝えた。
相手をいったん射程圏内に収めると、怯ませるまでとことん続く石井の攻撃。これがタイの関係者にも好評だという。現地の放送でも「日本の福岡からやって来た一成がまたもやKO勝ち。これで4連続KO勝利となった!」と伝えられ、ますます認知度を高めたようだ。
Photo & Text 早田寛 Hiroshi Soda
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