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【DEEP JEWELS】成長する39歳・黒部が女王の座に「世界を目指す」

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2017/02/25(土)UP

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意外にも寝技で勝負に出たライカ。上からパウンドを落とす

▼第5試合 DEEP JEWELS 57.5kg以下 5分2R
○ライカ(RIGHT THING ACADEMY/元IFBA世界スーパーライト級&WIBA世界ライト級&OPBF東洋太平洋女子ライト級王者)
判定3-0
●空手こまち(武心会)

 こまちは武士道を追求する総合武道の空手道場・武心会に所属し、極真館空手で全日本王者になるなど空手で数々のタイトルを獲得。J-GIRLSを中心に、キックルールでは2015年7月のプロデビューから現在までに9戦8勝1敗の戦績。MMAデビューに向けて着々と準備を進めて今回デビュー戦となった。

 対するライカは、女子プロボクシングで三冠王に輝いた実績の持ち主。ボクシングは2014年1月に引退したが、同年9月に韓国でMMAデビュー。パンクラスでは中井りんとも対戦している。

 こまちはリングに登場すると空手の型を披露し、カカト落としによる板割りで場内を沸かせる。さらに空手衣姿のまま試合に臨んだ。

 1R、こまちが突進してパンチと蹴りのラッシュ。これに圧倒されたライカだが、組み付くとテイクダウンに成功。ライカは抑え込んでパスガードを狙う。

 一度は立ち上がったこまちだが、再びテイクダウンされて抑え込まれる。ライカはがっちりと抑え込んで終盤にパウンド。さらにバックを奪う。

 2R、パンチと蹴りで前へ出てくるこまちにライカもパンチで打ち合う。胴タックルでテイクダウンを奪ったライカは、立とうとするこまちを抑え込んでバックを長い長い時間キープ。

 ブレイク後、再び打ち合う両者。こまちのハイキックをキャッチしたライカが寝技に持ち込むが、こまちが下からの腕十字。これはポイントがずれて極まらず、ライカが上になった状態で試合終了。ライカが判定勝ちを収めた。

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バックを奪った浅倉がチョークスリーパーで一本勝ちした

▼第4試合 DEEP JEWELSアトム級 5分2R
○浅倉カンナ(パラエストラ松戸)
一本 1R 2分29秒 ※チョークスリーパー
●下牧瀬菜月(Personal Styles)

 年末に開催された『RIZIN』で“女子高生ファイター”として注目を浴びた浅倉が参戦。下牧瀬と対戦する。3月には高校を卒業するため、これが女子高生としてのラストマッチとなる。

 1R、浅倉はロー、突き刺すような前蹴り、ミドルキックからパンチと打撃勝負。下牧瀬もパンチと蹴りで応戦し、下牧瀬が前に出てくると浅倉が組み付いてテイクダウン。

 パウンドを叩き込み、下牧瀬が起き上がろうとするとバックを奪ってチョークスリーパー。見事な一本勝ちでJKラストマッチを飾った。

 浅倉はマイクを持つと、「年末にRZINに出させていただきましたが結果が出せず、今日は絶対に勝つんだという気持ちで臨みました。高校生最後の試合ですが、勝つことが出来たのは夜遅くまで練習につきあってくれた鶴屋先生、お父さん、道場の人たちと応援してくれる皆さんのおかげだと思っています」と勝利を喜ぶ。

 そして、「今日、会場に榊原代表が来ていると思うんですが、今日こうやって今年一発目勝つことが出来たので、4月のRIZINでチャンスをください。次は絶対に勝つんでよろしくお願いします」と、4月16日に横浜アリーナで開催される『RIZIN 2017 in YOKOHAMA』への参戦をアピールした。

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