【J-NETWORK】無敗女子高生が猪突猛進女子に初苦戦
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「J-FIGHT&J-GIRLS 2017~J-NETWORK 20th Anniversary~1st」
2017年3月12日(日)東京・新宿FACE
▼第4試合 J-GIRLSミニフライ級 2分3R
△寺山日葵(TEAM TEPPEN/J-NETWORKミニフライ級5位)
ドロー 判定1-1 ※29-28、28-29 29-29
△MISAKI(シュートボクシング・グラップリングシュートボクサーズジム/SB女子ミニマム級6位)
寺山は立ち技の枠を超えてMMAファンからも注目を浴びる“神童”那須川天心の妹分であり、デビューから無敗の女子高生。数々のアマチュア大会で好成績を収め、2015年2月のJ-GIRLSで行われたアマチュア賞金 1DAYトーナメントをぶっちぎりで優勝し、昨年5月のJ-KICKにて満を持してのプロデビュー戦を勝利で飾った。
その後も着々と格上選手を倒し、昨年12月のJ-GIRLSでは20戦以上ものキャリアを持つ三堀“SMILE”美弥子を初回KOで下し、現在4戦4勝。
前日の記者会見では5月28日(日)大会よりスタートするJ-GIRLSミニフライ級王座決定トーナメントへの出場が発表され、女子高生王者誕生の期待もかかるところ。今回はその前哨戦となる。
対するMISAKIは昨年6月のシュートボクシング大会にて、Girls S-cup 48kgアジアトーナメント2016優勝のMIOと対戦。敗れはしたものの、格上相手に最後までアグレッシブに攻め続ける戦いを見せた20歳の新鋭。常に前へ出続ける“猪突猛進女子”だ。
1R開始と共に強烈な前蹴りを突き刺す寺山。MISAKIもすぐさま反撃し、両者の攻防が開始早々ヒートアップする。寺山はパンチを織り交ぜながら前蹴りとミドルを的確にヒットさせる。MISAKIの攻撃を冷静にさばき、付け入る隙を与えない。
一方、寺山の蹴りを喰らいながらも怯むことなく前に出るMISAKI。距離を取る寺山を仕留めようと、序盤からパンチを振り回す。
2R、前に出るMISAKIのボディへヒザを叩き込む寺山。怯んだところへ、すかさず前蹴りを放つが、MISAKIは寺山の蹴り足を取ってクリンチ。距離を潰され思うように動けない寺山はMISAKIを攻めあぐねる。
突破口を開きたい寺山は、がむしゃらに前へ出てくるMISAKIをヒザ蹴りの連打で押し返すが、さばき切れず徐々にスタミナを消耗。得意の前蹴り、ミドルもキャッチされ攻撃をつなぐことができず、逆にMISAKIのパンチをもらい動きが鈍る。
3R終盤はMISAKIがほぼパンチの連打だけで押し切り、判定の結果ドローとなった。トーナメントへ向けて課題が残った寺山。ベルトへの挑戦を前に、その顔には悔しさが滲み出ていた。
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【試合動画】寺山日葵が華麗なKO勝ち
▼第10試合 J-NETWORK 2016バンタム級新人王トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1 ※ヒジなし
○森 貴慎(トイカツ道場)
KO 1R 2分08秒
●中田ユウジ(STRUGGLE)
※森がバンタム級新人王に。
先制を仕掛けたのは森。細かいジャブから踏み込んでのワンツー、中田をコーナーに追い詰める。首相撲からのヒザを打ち合い一旦離れると、今度は森の前蹴りをキャッチした中田がミドルキックで森をコーナーへ吹っ飛ばし、再び首相撲へ持ち込む。喰らいつく森のボディにヒザ蹴りの連打を叩き込む中田。再び離れた両者はジャブとローを出しながら互いに牽制。
中田がミドル、インローを叩き込み前へ出ると、森も中田の足を払うようにしてローを返す。じりじりと試合が展開する中での残り1分と少々、中田がジャブを放ったところに、森の狙いすましたようなカウンターが見事ヒット。
マットに崩れ落ちた中田は再び立ち上がるもレフェリーストップとなり、森が鮮やかなKO勝利で新人王の座に輝いた。マイクを握った森は「これからもずっとKOで勝って、タイトルマッチもKOでベルトを獲る」と力強く抱負を語り、さわやかな笑顔でファンの大歓声に応えた。
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