【ボクシング】大森、減量失敗の前王者にTKO負け
WOZプロモーション
「ダブル世界タイトルマッチ」
2017年4月23日(日)エディオンアリーナ大阪
▼WBO世界バンタム級タイトルマッチ 3分12R
〇マーロン・タパレス(フィリピン/前王者)
TKO 11R 16秒 ※レフェリーストップ
●大森将平(WOZジム/同級6位)
※タパレスは計量失格のため王座は空位に。
両者は2015年12月に世界王座挑戦者決定戦で対戦し、タパレスが2RでTKO勝ち。今回、大森にとっては世界初挑戦と共にリベンジマッチとなった。しかし、前日計量でタパレスが契約体重をクリアーすることが出来ず王座ははく奪。大森が勝った場合のみ王者として認定されるという形式で試合は行われた。
サウスポー同士の両者。タパレスは減量失敗でスタミナに不安があるのか、1Rからビッグヒットを狙っての強いパンチを繰り出す。2Rも左右のフックとアッパーを繰り出すタパレスに大森はジャブを突き、左右ボディブローと左ストレートを打っていく。
激しさを増してきたのは4R。大森の左ストレートがヒット。タパレスも鋭いフックとアッパーで応戦する。5Rには大森が顔面とボディの打ち分けで優勢になったかと思われたが、タパレスも右フックで反撃。
6R、さらにアグレッシブさを増すタパレスが左フック、右ボディブローで攻め続ける。大森もジャブと左ストレートを放つが、タパレスが手数で優る。7R、攻撃の手を休めないタパレスの右フックが何度もヒット。大森が果敢に打ち合いに行く場面もあるが、やはりタパレスの攻撃が目立つ。
8R、タパレスの左アッパーで大森はバランスを崩す。ワンツーを打ち返す大森にパワフルな左右フック、ボディブローを打つタパレス。9R序盤は大森が攻勢に出たが、終盤にタパレスの左アッパーがまたもヒット。
10R、タパレスの左アッパーにグラつき、右フックでついに大森がダウン。一気に襲い掛かるタパレスから必死に逃れようとする大森。ゴングに救われる形となった。
そして11Rが始まった直後からタパレスがラッシュを仕掛ける。フットワークを使って逃れようとする大森だったが、捕まってパンチを浴びる。ここでレフェリーがストップ。大森の世界タイトル奪取はならなかった。
●編集部オススメ記事
・タバレスが王座はく奪、大森が勝った場合のみ新王者に
・大森は村田諒太の後輩
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】