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【蹴拳】T-98が345戦の戦歴持つコーンリーチをKOして復活

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2017/04/30(日)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

蹴拳プロモーション
「蹴拳 35」
2017年4月30日(日)東京・ディファ有明

強烈な右ローをコーンリーチ(右)の足に効かせるT-98(左)

▼メインイベント 蹴拳ムエタイ70kg契約 3分5R
〇T-98 (=たくや/クロスポイント吉祥寺/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者)
KO 2R 1分30秒 ※3ノックダウン
●コーンリーチ・エスジム(カンボジア)

※この試合の速報動画はこちら 

 T-98は3月のレベルスでスーパームエタイ16人トーナメント準優勝サーシャ(ウクライナ)にヒジでカットされてまさかのTKO負けを喫し、今回が再起戦。5月25日にはタイ・ラジャダムナンスタジアムでのラジャ王座2度目の防衛戦、そして6月17日の『KNOCK OUT』でも廣虎戦が決まっており、試練の連戦となった。

 今回対戦するコーンリーチはカンボジア人のムエタイ選手で、戦績はなんと288勝54敗3分。24歳にして345戦ものキャリアを誇る。

 1R、コーンリーチはいきなりヒジを繰り出す。T-98の強烈なローに対し、左右に構えを変えるコーンリーチ。鋭いミドル、前蹴り、ヒジを放つが、T-98は前へ圧力をかけていく。

T-98(左)が右ストレートで1度目のダウンを奪った瞬間(※この試合の速報動画はこちら

 2R、T-98は得意の右ボディストレートと左ボディフックを放ち、左右の強烈なローにつないでいく。コーンリーチはヒジを狙うが、T-98はローを警戒させておいての右ストレートでダウンを奪う。

 立ち上がったコーンリーチはハイキックでの逆転を狙うが、強い右ローで再びダウン。最後は右ボディストレートからの左フック、そして右ローでT-98が3度目のダウンを奪い、復活のKO勝利を収めた。

2度目のダウンを奪ったT-98(左)の右ロー(※この試合の速報動画はこちら

 快勝を収めたT-98は、「メインの仕事は果たせたかなと思います。この前、レベルスで負けてしまったので今年は上がっていくしかないです。これからもよろしくお願いします」と、再浮上を誓った。

 また、控室でのインタビューでは「自分は連戦した方が調子がいいので今回の試合を組んでもらいました。サーシャ戦の前に3カ月空いてしまったんですが、それがよくなかったので」と連戦にした理由を語るT-98。

 コーンリーチがいきなりヒジでのカットを狙ってきたことについては、「これしかないと思っていた」と狙ってくるのは想定していたと言い、「予想以上に狙ってきましたが冷静に対処出来ました。サーシャ戦では力んでリラックス出来なかったからヒジをもらってしまった。今回はリラックス出来るようにいろいろなことをやってきました」とヒジ対策は完璧だったという。

 次回はラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座2度目の防衛戦。T-98は「今回の試合は次の試合のために組んでもらったようなもの。挑戦者は同じサウスポーで似たような感じの相手です。相手は強敵ですが自分の動きが出来れば勝てる。僕のムエタイをして勝って防衛して、KNOCK OUTに戻ってきます」と意気込みを語った。

※この試合の速報動画はこちら  


翔(左)が渾身のヒジ打ちをまさき(右)の顎にクリーンヒットさせて勝負を決めた

▼トリプルセミファイナル2 蹴拳ムエタイ ライト級タイトルマッチ 3分5R
〇翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム/MuayThaiOpenライト級王者/挑戦者)
TKO 1R 2分05秒 ※レフェリーストップ
●まさきラジャサクレック(ラジャサクレックジム/蹴拳ムエタイ・ライト級王者)
※翔が新王座に就く。

※この試合の速報動画はこちら  

翔(手前)がいきなり左フックで強襲

 まさきは2016年5月、橋本悟にヒジ打ちでTKO勝ちし、蹴拳ムエタイ・ライト級王者に君臨。今回が初防衛戦となる。2016年2月には今回対戦する翔と同門の獅・センチャイジムに1RでKO勝ちを収めた。

 対する翔はNJKFライト級王座、MuayThaiOpen同級王座、WMC同級王座などを獲得し、国内ライト級のトップ選手として活躍。昨年は3連敗を喫したが、今年1月に勝利を収めて連敗をストップしている。

 1R、サウスポー同士の対戦。翔が前蹴りをキャッチしての左ストレートでいきなりダウンを奪う。一気にヒジとヒザで襲い掛かる翔。左ヒジを次々と命中させ、2度目のダウンがカウントされる。まさきは流血もしてドクターチェック。

 再開後、パンチで打ち合うまさきだが、翔の左ヒジが直撃してまさきは大の字に。レフェリーが即座にストップし、翔が圧勝でチャンピオンベルトを巻いた。

 翔はマイクを持つと、「僕は勝ったり負けたり引退するしないとかよくあるんですが、もうすぐ35歳になるし、再来週入籍するし、選手生命も長くないので今年は全力で突っ走ります」と決意を述べた。

※この試合の速報動画はこちら 

●次ページ:下腹がぽっこりと出たおじさん体型のジャントーンだが・・・

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