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【ボクシング】拳四朗が世界王座奪取、ライトフライ級4団体で日本人が王座独占

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2017/05/20(土)UP

拳四朗(右)が判定勝利、新王者となった

帝拳プロモーション
「ボクシングフェス2017 トリプル世界タイトルマッチ」

2017年5月20日(土)東京・有明コロシアム

▼WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 3分12R
○拳四朗(25=BMB/同級4位)
判定2-0 ※114-114  115-113 115-113
● ガニガン・ロペス(35=メキシコ/王者)
※拳四朗がWBC新王座に就く

 日本及び東洋太平洋王者でWBC世界ライトフライ級4位の拳四朗がガニガン・ロペス(35=メキシコ/王者)に挑む。ロペスは2003年デビューで28勝18KO6敗。
 一方、拳四朗は2014年8月プロデビュー。9勝5KO無敗で、初の世界タイトル戦だ。
 拳四朗は会見で「今は緊張とか特にしていないですが、当日は気合入れて絶対勝ちます。いつも通りのボクシングをして、圧勝したいです」と抱負を語った。

 その拳四朗、1Rは静かな立ち上がりの中で様子を見る。サウスポースタイルのロペスは得意の左ストレートを度々出していく。拳四朗は警戒ししっかりガードする。

 3R になると拳四朗のパンチが徐々に当たり始め右フックをクリーンヒットさせロペスがバランスを崩すが、5R、ロペスの左ボディ、左ストレートがヒット。拳四朗もカウンターで右フックを返しヒットさせる。ロペスの左と拳四朗の右という展開となった。

 後半に入るとロペスは積極的に前に出る。7Rにはロペスは右フックを打ちぬき、その勢いで連打。拳四朗がぐらつく場面もあったが、持ち直し、後半はロペスのボディへパンチをヒットさせる。

 8Rもボディを当てていく拳四朗、10Rには足を使って当てさせない拳四朗にロペスは追いかけ左フックを撃ち抜く。拳四朗にはダメージはなく、しっかりパンチを返していく。

 最終の12R、ロペスはKOを狙い序盤から打ち合いに行く。激しい打ち合いとなり、止まらないロペスの手数は拳四朗の顔面にヒットするが、後半になると拳四朗の右ボディブローがヒットし始め、ロペスの顔が歪む。動きの落ちたロペスだが、最後まで拳四朗の顔面にパンチを出し続け試合終了。判定2-0で拳四朗は新王者となった。 

父でもあるBMBジム・寺地会長にベルトを巻かれる拳四朗

 試合後、拳四朗は「内容も良くなかったから(判定は)どっちだろうと思ったが、ホッとした。最初は動きが固かった。戦い方に関し悩みながら戦った。まだまだだ。(父であり、ジムの会長の父に対して)親孝行できたと思うがこれからも親孝行します。よろしくお願いします」と父に頭を下げた。

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