【レスリング】中村倫也がリオ五輪銀の樋口を破り優勝、初の世界代表に
世界選手権(8月・パリ)の代表選考を兼ねた明治杯全日本選抜レスリング選手権大会(最終日)が6月18日、国立代々木競技場第2体育館で男女7階級が行われた。
男子フリースタイル61kg級の決勝では、リオ五輪57キロ級銀メダリストで昨年12月の全日本選手権を61kg級を制した樋口黎(21=日体大)と昨年の今大会優勝の中村倫也(22=博報堂DYスポーツ)が対戦した。
樋口は得意のタックルで攻めるが、中村は持ち上げて返す(俵返し)などで得点を重ね5―14で優勝。
決勝後に行われた世界選手権の代表を争うプレーオフでは樋口がポイントを重ねリードしていたが、ラスト38秒で中村が逆転し5-9で中村が勝利し世界の切符を手にした。
初の世界選手権代表に選ばれた中村は「日本のトップチームとして遠征に行くのは初めてなので、今の実力をどれだけ試せるかという期待もあります。出る以上は金メダルを目指して頑張ります」とコメントした。
また、男子グレコローマンスタイル59kg級決勝では、昨年優勝の文田健一郎(21=日体大)がリオ五輪銀の太田忍(23=ALSOK)に勝ち世界代表に。
女子では60kg級ではリオ五輪63kg級金の川井梨紗子(22=ジャパンビバレッジ)が優勝、69kg級もリオ五輪金の土性沙羅(22=東新住建)が優勝した。48kg級は欠場した登坂絵莉(23=東新住建)のトーナメントを昨年優勝の17歳の須崎優衣(エリートアカデミー)が制し2連覇を果たし、それぞれ世界選手権の代表入りを決めた。
★女子の部レポート:リオ金の土性沙羅、川井梨紗子が圧勝で世界代表へ
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