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【レスリング】リオ金の土性沙羅、川井梨紗子が圧勝で世界代表に

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2017/06/19(月)UP

バックを取りながら森川に投げを仕掛ける土性沙羅(右)

 世界選手権(8月・パリ)の代表選考を兼ねた明治杯全日本選抜レスリング選手権大会(最終日)が6月18日、国立代々木競技場第2体育館で男女7階級が行われた。
 女子フリースタイル69kg級の決勝では、リオ五輪69kg級金メダルの土性沙羅(22=東新住建)が森川美和(17=安部学院高)と対戦。昨年の昨年12月の全日本選手権の決勝と同カードとなった。

優勝後のインタビューに答える土性

 土性は準決勝で一昨年に世界選手権代表の飯島千晶(26=警視庁第六機動隊)接戦を展開。4−2と競り勝ったが、決勝では自分のペースを戻し、開始1分でタックルからのバックで2点追加、その後も森川のタックルを潰してローリングなどでポイントを稼ぎ、最後はバックを取りながら森川を投げ、4分35秒、12―1で土性がテクニカルフォールで圧勝。2年ぶり5度目の優勝を果たした。
 世界選手権へは
「チャレンジャーのつもりで優勝目指して頑張ります」
と土性は試合後のインタビューで決意を語った。

リオ五輪63kg級金の川井梨紗子(上)は14-4のテクニカルフォールで優勝を決めた。

 女子フリースタイル60kg級の決勝は、リオ五輪63kg級金の川井梨紗子(22=ジャパンビバレッジ)が階級を下げて登場。準決勝では1分31秒のテクニカルフォール勝ちで決勝に進んだ。その川井と対戦するのは昨年の世界選手権の代表選手で、二連覇を狙う坂野結衣(22=警視庁警察学校)。坂野は1回戦6-0、準決勝テクニカルフォール勝ちと順当に勝ち上がってきた。

 開始1分30秒、坂野が飛行機投げ(柔道の肩車に近い技)で4ポイント先制したが、川井は坂野にそれ以上点を取らせず、得意のタックルからバック、そしてローリングで逆転、第2ピリオドでもタックルからのバックを重ね、14-4の10点差となり、テクニカルフォール勝ちとなった。

48kg級は17歳の須崎優衣(右)が五十嵐未帆(左)に勝利し二連覇達成

 リードの許しての逆転勝利になった試合を振り返り「ああいう内容をしてくる選手だとわかっていたが、自分のやりたいことを優先して、その場その場の対処ができなかった。会社に入って最初の大会なので、いいレスリングで優勝したかったが、次までにその課題を治したい」と世界選手権までにこの課題を克服するという。

また48kg級は欠場した登坂絵莉(23=東新住建)のトーナメントを昨年優勝の17歳の須崎優衣(エリートアカデミー)が決勝で世界ジュニアを制した五十嵐未帆(20=至学館大学)に3-0と勝利し、世界選手権の代表入りを決めた。

男子の部:中村倫也がリオ五輪銀の樋口を破り優勝、初の世界代表に

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