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【DEEP】ダークホース住村がGP優勝、新王者に

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2017/07/15(土)UP

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マルティネス(右)のアッパーにシング(左)は消耗していった

▼第6試合 DEEPメガトン級タイトルマッチ 5分3R
〇ロッキー・マルティネス(スパイク22/第3代PXCヘビー級王者/挑戦者)
判定5-0
●シング・心・ジャディブ(フリー/第5代DEEPメガトン級王者)
※マルティネスが第6代王座に就く。シングは初防衛に失敗。

 シングはK-1やRISEのトーナメントで優勝し、2013年6月にMMA(総合格闘技)転向。2015年10月にカルロス・トヨタとの王座決定戦でTKO勝ちし、王座に就いた。今回が初防衛戦。2015年大みそかの『RIZIN』でエメリヤーエンコ・ヒョードルと対戦したことでも知られる。

 マルティネスはグアムのMMA団体『PXC」の元ヘビー級王者で、戦績は10勝4敗2分。ここ6戦は負けなし。

 1R、シングのジャブに対して、マルティネスは巨体に似つかわしくないスピードで入り込んでパンチを打つ。タックルで組み付くとシングを持ち上げ、後頭部からマットに落とす。スタンドに戻るとシングの強いジャブでマルティネスの左目が腫れてくる。組み付いてくるマルティネスをシングは首相撲に捕まえてのヒザ蹴り。

 2R、組み付いたマルティネスはシングをケージ(金網)に押し付けてボディへのパンチ連打。シングはヒザ蹴りで応戦。マルティネスはシングの太ももへのパンチも多用する。シングの首相撲にはアッパーで対抗。離れるとマルティネスのパンチに押されてしまうシング。

 3R、マルティネスの右フック、組み付いてからのアッパーなどのパンチに苦しむシング。マルティネスのアッパーで明らかに消耗している。さらにマルティネスの左フック、右アッパーに力なく後退。試合終了のゴングが鳴ると、疲労困憊のシングは座り込んでしまった。

 最後まで攻め続けたマルティネスが判定勝利し、新王者が誕生。DEEPメガトン級のベルトが海を渡ることとなった。

●編集部オススメ記事
・シング初防衛戦に「そろそろKOしないとまずい」
・【RIZIN】ヒョードル、復帰戦はTKOでシングに圧勝


 

フロントチョークから肩固めに移行して江藤(上)が圧勝

▼第5試合 DEEPライト級(70.3kg以下) 5分3R
〇江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)
一本 1R 2分59秒 ※肩固め
●ジョン・ソクチャン(韓国/TEAM HONスンチョン)

 当初は菊野克紀と対戦予定だった(菊野が怪我のため欠場)江藤が、韓国期待の若手ストライカー(打撃を主体とするスタイルの選手)ソクチャンと対戦。

 1R、ソクチャンは思い切り右フックを振ってくるが、江藤はもらいながらもタックルを成功させる。サイドポジションからヒジを狙いつつ、フロントチョークも極めに行く江藤。

 これを耐えたソクチャンに江藤はマウントポジションからパンチ、ヒジ。そして最後は肩固めできっちりと一本を奪った。

●次ページ:しなしさとこvs太田千秋

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