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【レスリング】女子は土性沙羅、川井梨紗子ら4階級で金メダル=世界選手権

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2017/08/25(金)UP

左から鈴木博恵、奧野春菜、川井梨紗子、土性沙羅、須崎優衣、向田真優。後方は栄和人監督

「2017年レスリング世界選手権」
2017年8月21-26日 フランス・パリ

初優勝を果たし国旗を手に試合場を舞う土性沙羅

21日にフランス・パリで開幕したレスリング世界選手権。3日目と4日目は女子レスリングが行われ、24日にはリオ五輪金メダリストの女子60kg級・川井梨紗子(22=ジャパンビバレッジ)と女子69kg級・土性沙羅(22=東新住建)が登場。ともに世界選手権で初優勝を遂げた。

 48kg級と55kg級で世界王者になったのは、ともに現在18歳の須崎優衣(東京・安部学院高3年)と奧野春菜(至学館大1年)で、初出場で初優勝を果たした。

川井(左)は決勝で相手と13点差をつけテクニカルフォール勝ちで金メダル

 8階級中4階級を若い日本チームが制し、まだまだ日本の天下が続くことを世界のレスリングファンに印象付けた。

 昨年の世界選手権で53kg級を制した向田真優(至学館大)は決勝で6-1とリードしながら、指を掴んだとして反則取られるなどで6-4になってから4点技を受け、逆転負けの銀メダル。

18歳須崎(左)は同い年の奥野とともに初出場で初優勝を果たした。

 また、今大会3スタイル合わせても最年長の女子最重量75kg級の鈴木博恵が悲願の銅メダルを獲得。合わせて6つのメダルを獲得し、女子の国別対抗得点でも1位となった。
 明日25日からはフリースタイルが始まる。
(写真・文=パリ 保高幸子)

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