【ROAD FC】159kgのカンフーパンダが圧倒TKO勝ち
ROAD Fighting Championship
『ROAD FC 42』
2017年9月23日(土・現地時間)韓国・忠州(チュンジュ)市 忠州世界武術祭スタジアム
▼メインイベント 無差別級 5分3R
○アオルコロ(23=中国)
TKO 3R 1分51秒
●増田裕介(37=T・GRIP TOKYO高田馬場)
アオルコロは中国拳法と散打をバックボーンに持ち、母国の中国では“カンフーパンダ”の異名で人気を集めている超重量級ファイター。昨年7月大会でボブ・サップをわずか36秒でマットに沈めて話題となり、続く11月大会ではDEEP初代メガトン級王者・川口雄介に初回TKO勝ち。今回6度目の参戦にして、初のメインイベンターを務める。
対する増田はレスリング出身で、ZST、DEEP、パンクラス、IGF、HEATといった国内のリングに加え、アメリカ、ブラジル、ポーランドなど海外のリングも多く経験しているファイターだ。
前日の参考計量(無差別級は体重リミットがないため参考計量として記録される)では、アオルコロが159.1kg、増田裕介が103.3kgで、両者の体重差は55.8kgに。デビュー以来、最大の体重で試合に臨むアオルコロを、増田は跳ね返せるか。
1R、距離を取ってケージ内を回る増田に対し、アオルコロは中央に構えて様子見。この状態がしばらく続くと、足を使って離れ続ける増田に、レフェリーからイエローカードが提示される。
試合が再開されると、増田は鋭いタックル。アオルコロはこれをがぶって潰すと、素早くバックを取りチョークを仕掛ける。増田はこれを外していったん上を取るが、アオルコロは回転して上を取り返すと、マウントを奪取してパウンドを連打。亀の状態になった増田に、アオルコロが背後から拳を落と続けてラウンド終了を迎える。
2R、再び見合った状態が続く中、1分を過ぎた頃に増田がしびれを切らしたようにタックル。しかし、反応が早いアオルコロはこれを潰して上を取ると、マウントからパンチを連打。後ろを向いた増田に、アオルコロは強引にチョークを仕掛けるがこれは極まらず。増田は終盤にバックマウントを許し、パンチ連打を浴びるが、ここはゴングに救われる。
3R、アオルコロが増田をケージに押し込み、声を上げながらパンチとヒザ蹴りを浴びせる。かなり疲れた様子の増田は、パンチの打ち合いになったところで、アオルコロの左アッパーを被弾。さらにアオルコロが左右フックで畳み掛けると、増田がヒザからマットに崩れ落ち、レフェリーが試合を止めた。
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