【ビッグバン】RISEの村越がカウンター連打で駿太を破る
ビッグバンプロモーション
「ビッグバンISEHARA 其の1」
2017年10月8日(日)神奈川・伊勢原総合体育館
▼第13試合 メインイベント ビッグバンキックルール 58kg契約 3分3R
〇村越優汰(23=湘南格闘クラブ/前RISEバンタム級王者)
判定3-0 ※三者とも30-29
●駿太(35=谷山ジム/Bigbangスーパーフェザー級王者)
駿太は長きにわたって軽量級国内トップファイターとして活躍。ローキック、ヒジ打ち、右ストレートを武器に国内とタイのトップ選手たちと激闘を繰り広げ、その戦績は31勝(11KO)17敗4分の大ベテラン。
対する村越はRISEの生え抜き選手として一撃必殺の三日月蹴りを武器に、2014年7月にRISEバンタム級王座を獲得。2015年5月の初防衛戦で那須川天心に敗れ、その1年後に王座奪回を目指して那須川に挑戦したが判定で敗れた。その後、今年5月にJ-NETWORKで初のヒジ打ちありルールで勝利を収め、7月のRISEでは快進撃を続けていた工藤政英に勝利し、再び波に乗っている。
今まで交わることのなかった両者が58kg級契約、ヒジ打ち&首相撲ありのキックルールで対戦する、注目のカードが実現した。
1R、村越は前蹴りを多用して駿太を近づけさせない。駿太の蹴りに前蹴りを合わせて転倒させる場面も。左ミドルを蹴る村越に駿太も右ローを蹴るが、距離は村越が支配している。右ストレートを打ち込んだ駿太に、村越はすぐ左ストレートを打ち返した。
2R、駿太が入って来るところに右フックを合わせる村越だが、即座に駿太も右フックを打ち返す。首相撲の攻防が多く見られるが、村越も負けていない。村越の左ストレートをもらった駿太はパンチを連打して前へ出るが、村越は上手くかわした。
3R、村越の左ミドルに右ローを合わせる駿太。村越は左ミドルを連続でヒットさせ、左ボディストレートも突き刺して駿太を下がらせる。駿太が前に出てくると右フックを合わせ、さらに駿太が前へ出ようとしたところへ左縦ヒジ打ちのカウンター。
これでアツくなったか、またも前へ出てきた駿太に村越はバックスピンエルボーを放つ。村越はパンチで前へ出てくる駿太にワンツーと右フックをヒットさせ、さらにボディへの飛びヒザ蹴りを突き刺す。このカウンターの攻撃が何度も決まり、村越が判定で勝利。古豪・駿太を破った。
▼第12試合 スーパーエキシビションマッチ 2分2R
―城戸康裕(34=谷山ジム/第2代K-1スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント準優勝)
勝敗なし
―谷山俊樹(28=谷山ジム/WKA世界&WBKF世界スーパーライト級王者)
伊勢原市が生んだキックボクシング界の名選手、谷山ジムの城戸康裕と谷山俊樹が、メインイベントの前にエキシビションマッチを行った。
1Rから谷山が積極的に前に出てローキックを中心に攻めていくが、城戸は間合いを空け距離を取り、下がりながらもジャブ、前蹴りで谷山の動きを止め、ミドルキックに繋げていく。
2Rも、谷山の圧力に城戸が距離を取ってスイッチしながら蹴りを出すトリッキーな動きで観客を魅了し、2分間が終了した。
試合後、伊勢原の会場に埋まった観客に向け、谷山は「今回、初めて地元の伊勢原市で開催ということで、地元の方々に生で見に来ていただいて、本当に格闘家として幸せなことだなと思います。
今年、K-1とかでも思うように戦うことができなかったですけど、来年2月WBKFの防衛戦をクリアして、3月K-1に出たいと思っています」とメッセージを送った。
続いて城戸は「もうちょっと笑いありのエキシやろうかと思ってたんですけど、結構ガチになっちゃって。僕もこの間K-1の世界戦に出させてもらって、世界2位という、割と結果を残した方なんですけれども、ここで階級を下げまして67.5kg、2.5kg更に絞って、K-1の世界のベルトを取りに行こうかなと思っております。
絶対、ここに来年、K-1のベルトを持って帰って来ます。」
と約束。地元のファンから拍手が沸き起こった。
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