【J-NETWORK】立嶋の94戦目、新人王・貞金にTKO負け
J-NETWORK
「J-FIGHT 2017~J-NETWORK 20th Anniversary~4th」(夜の部)
2017年10月29日(日)東京・新宿FACE
▼第7試合 フェザー級 3分3R ※ヒジあり
〇貞金源希(18=さだかね・げんき/CMG千晴ジム/J-NETWORKフェザー級10位)
TKO 2R 2分11秒 ※レフェリーストップ
●立嶋篤史(45=ASSHI-PROJECT)
立嶋はヒジとローキックを武器に90年代のキックボクシング界を大いに盛り上げ、45歳になった今もリングに上がり続ける超ベテラン。7月にはJ-NETWORKのホープ・聖と対戦し、大激闘の末に引き分けて会場を大いに沸かせた。今回が94戦目となる。
対する貞金は今年8月に行われたJ-NETWORKフェザー級新人王決定トーナメント決勝戦にて、対戦相手のHIROFUMIを2R53秒でKOして新人王の座を射止めランキング入りを果たした。超ベテランの立嶋vs新人王の貞金という新旧対決に。
1R、ジャブで先手を取る貞金。右ローから右ストレートを打つ立嶋。両者が前に出たところでバッティングとなり、立嶋が顔をおさえたところに貞金がヒジを後頭部に打ち下ろしてしまい試合は中断。
再開後、パンチで攻める立嶋に貞金の右ヒジがヒット。立嶋もパンチで反撃するが右ストレートをもらって後退。コーナーへ追い詰められ、左ストレートからの連打を浴びる。立嶋もヒジで反撃。ミドルとローで体勢を立て直す立嶋に貞金はまたも右ストレートからの連打を決める。
2R、前に出てローとパンチで攻める立嶋だが、貞金の右ストレートをもらってグラつき、左ヒジも浴びる。組み付いた貞金はヒザ蹴り連打から左右ヒジの乱れ打ち。立嶋は左ヒジ打ちで腰を落としてダウンを宣告される。
立ち上がった立嶋には右目上からの流血が見られドクターチェック。再開後、貞金はまたもヒザとヒジの乱れ打ち。立嶋もパンチを出すが貞金がパワフルなパンチをヒットさせる。再び流血した立嶋に2度目のドクターチェック。
再開後、パンチとヒジで襲い掛かる貞金に立嶋はボディブローで応戦。貞金は構わず左右のヒジを叩きつけ、立嶋の流血がひどくなったところでレフェリーが試合をストップした。
レジェンド狩りに成功した貞金は「手堅く勝ったんですが、作戦通りでした。会長ありがとうございます。まだまだこれからもいい試合をして上を目指していきます」と躍進を誓った。
▼第8試合 J-NETWORKフェザー級時期王者挑戦者決定トーナメント準決勝サバイバルマッチ1
〇BRO.RYO(バンゲリングベイ・スピリット/J-NETWORKフェザー級2位)
KO 1R 47秒 ※3ノックダウン
●聖(フォルティス渋谷/J-NETWORKフェザー級6位)
※RYOが決勝へ進出。
J-NETWORKフェザー級王者・八神剣太への挑戦を懸けたトーナメント準決勝第2グループとして、BRO.RYOと聖が対戦。
RYOは今年5月の同トーナメント1回戦では原島モルモット佑治を延長戦の末に判定で下し、トーナメント勝ち上がりを決めた。テコンドーの経験を持ち、蹴りを得意とする。
対する聖はJ-NETWORKきってのワイルド系ファイターで、今年5月の同トーナメント1回戦では浜川慎司を2RKOで下しトーナメント勝ち上がりを決めると、今年7月には“キックのカリスマ”立嶋篤史と対戦。大激闘を展開した。
9月24日の大会で、J-NETWORKフェザー級3位・一仁(MA日本キックボクシング連盟・真樹ジム)がすでに決勝進出を決めている。今回の試合に勝利し、一仁との決勝へコマを進めるのはどっちだ。
1R、聖がパンチで前に出て攻めたところへRYOが右フックを直撃させて早々にダウンを奪う。続いて右フックからの左フックでダウンを追加し、一気にフックとアッパーでラッシュ。聖は首相撲でラッシュを止めようとしたが左フックをもらって尻もちをつき、これがダウンとなってRYOが秒殺KOで決勝進出を決めた。
RYOはマイクを持つと、「めっちゃ怖かったです。映像を見ても粘り強い選手で、倒せるかどうか最後まで分からないと思ったけれど、今日はたまたま僕のパンチが当たってぶっ倒すことが出来ました。次も頑張ります」と意気込みを語った。
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