【DEEP KICK】滉大が全勝対決を制して新王者に
DEEP☆KICK
「DEEP☆KICK 34」
2017年12月17日(日)大阪市立城東区民センター
▼メインイベント2 DEEP☆KICK53kg級タイトルマッチ 3分3R
○滉大(フォースクワッド/同級1位)
判定3-0 ※30-28、29-28、30-29
●タネヨシホ(直心会/王者)
※滉大がDEEP☆KICK53kg第2代王座に就く。
王者タネは高校生ながら9勝(4KO)1分無敗の戦績。昨年11月にDEEP☆KICK53kg級初代王座決定トーナメントを制覇して王者に。10月4日の『KNOCK OUT』では攻撃的な戦いでNJKFフライ級王者・能登龍也と激闘を繰り広げた(結果はドロー)。
対する挑戦者の滉大はシュートボクシングの若手を代表する選手で、挑戦者決定トーナメントを勝ち抜き今回のタイトル挑戦権を獲得した。戦績は7戦7勝(2KO)。無敗同士のタイトルマッチとなった。
1R、滉大のインローから始まる静かなスタートとなったが、タネが右のオーバーハンドのフックを放つと滉大は左のフックで応戦。滉大の飛びヒザをタネが受け止め、ボディスラムでマットに叩きつけると両者がヒートアップ。滉大の右ハイキックがタネの頭をかすめると、タネが禁止のバックスピンエルボーを出してしまう。
2R、タネが滉大の距離を潰そうと前に出る。滉大は下がりながらジャブを当てていく。中盤は足を止めて打ち合う。滉大が少し優勢に試合を進めた。
3R、滉大の前蹴りからのヒザ蹴りがタネの顔を歪めさせる。タネが3度目のヒジ打ちを出してしまい警告を受ける。ラスト1分になるとポイントを取られているのを感じたタネが前にパンチで出て行くが、滉大もパンチとヒザで応戦する。手数とヒットポイントで勝った滉大が新王者となった。
無敗を守り新王者となった滉大は、リング上で「周りの支えのおかげでここまで来られました、まだ他にも強い選手がいるので、他団体の王者も倒して真の王者になります」とさらなる目標を語った。敗れたタネは大会後「これでもっと強くなれます」と力強く笑顔で応えた。
▼メインイベント1 DEEP☆KICK63kg級王者決定戦 3分3R延長1R
○敦YAMATO(大和ジム)
判定3-0 ※30-27、29-27、30-26
●西岡蓮太(龍生塾)
※敦がDEEP☆KICK63kg第2代王座に就く。
DEEP☆KICK全勝で全てKO勝ちの西岡と、虔次郎の怪我による代役出場の敦YAMATOとの王者決定戦。
1R、西岡が軽いフットワークでジャブを当てていく。敦も返すが西岡はパンチを見切っている。前に出た西岡の放ったパックブローで敦の頭が揺れる。西岡はコーナーに詰めて倒しにいくが、タフな敦は応戦する。
2R、パンチの乱打戦になり、敦の放った左フックで西岡が腰から倒れてしまう。なんとか立ち上がるが敦のパンチの猛攻は続き西岡は2度目のダウンを奪われる。鼻からの出血で顔が赤く染まった西岡、敦は追い討ちをかけていくが西岡は意地でも倒れない。倒したい敦の猛攻は続く。西岡も応戦するが下がりながらのパンチで敦にダメージは与えられない。西岡の左フックが敦をとらえるが単発に終わってしまう。
3R、後がない西岡だがダウンの影響か前に出れない。打ち合いになり敦もパンチをもらうが倒れない。2度のダウンを奪った敦YAMATOが新王者の名乗りを受けた。
試合後マイクを渡された敦は「今回急に決まった試合でしたが勝つことができて嬉しいです、これからも強い選手を倒してもっと強いチャンピオンになるので応援お願いします」とコメントした。
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