【英雄伝説】ラストマッチの廣虎が中国のトップ選手に敗れる
CFP
「2017英雄伝説アジアチャンピオンシップトーナメント総決戦&英雄伝説10週年記念祭典」
2017年12月31日(日・現地時間)中国・遼寧体育館
▼第11試合 75kg契約
○シュー・イェン(中国)
判定3-0
●廣虎(ワイルドシーサー沖縄)
「シュー・イェンとやれるなら」と引退を先延ばしにし、この試合を最後にしようと決めた廣虎が、中国キックボクシング界ミドル級のトップファイター、イェンとの対決に挑んだ。
1R開始早々、廣虎はイェンのハードパンチを殺すために距離を詰める。イェンはやや面食らった様子だ。プレッシャーでは廣虎がやや勝っている。
終盤、イェンがノーガードで挑発して両者のパンチが交錯する場面も。
2Rに入ると廣虎のプレッシャーをいなしながらイェンがパンチからローの華麗なコンビネーションを放つ。廣虎は右ストレートを返しクリーンヒットさせる。しかし切れ味鋭いイェンのローが廣虎の太ももにダメージを与えていく。
3Rでは、イェンが持ち前の強烈なパンチで廣虎を攻め込む。廣虎も負けずに打ち返すが、クリーンヒットの数は明白。打ち合いの中、終盤にはついにイェンのパンチで廣虎がダウン。イェンが判定勝利を収めた。
▼第3試合 アジアチャンピオンシップトーナメント総決戦 60kg級
○Ryuki(日本/RKS顕修塾)
判定3-0
●ホイ・フェイ(中国)
2016年に島野浩太朗にも勝利している大阪の成長株Ryukiが登場。サウスポーのRyuki。オーソドックスのウェイの構図。
1R序盤、互いにミドルで牽制し合う展開も、中盤から距離も近くなり、互いの技が交錯し始める。中でもRyukiのヒザが際立つ。
2Rに入るとRyukiのジャブが非常に有効的で、2発、3発と小気味よく当てて主導権を握っていく。フェイの表情には焦りが。Ryukiの左ストレートから左ハイキックは、KOを狙える危ないタイミングで放たれる。更に左ストレートでダウン気味のスリップも奪うが、これはダウンカウントされず。フェイも時折パンチを返すが、このラウンドは完全にRyukiペース。
最終ラウンドに入ると、フェイも勝負を賭けて勇気を持って前に出る。しかしそれをうまくいなして、Ryukiはカウンターのパンチからミドルやハイに繋げ、多彩な技を繰り出す。フェイも最後まで前に出続ける気持ちがあったが、結果はRyukiの完勝。英雄伝説2017年-60kg級アジア王者に輝いた。
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