【ラウェイ】無敗のモーに、元UFC清水俊一が食い下がる健闘
▼第2試合 63kg契約 3分4R 判定なし
○ファン・チャンファン(韓国/ROAD FC/チームフィニッシュ)
TKO 2R 1分1秒 ※セコンドによるタオル投入
●福田泰暉(TEAM-STAKE)
自分の主戦場である「地下格闘技」を軽視する者を「見返す」と燃えていた福田に対するは前回に続き韓国ROAD FCからの刺客であるファン・チャンファン。
いかにもヤンチャそうな福田とは対象的に、ファンは華奢だが、大きなタトゥーが入っており、つかみどころに欠く容姿。それは試合が始まっても同じだった。
積極的に先手を取っていく福田に対し、ファンはテコンドーばりに、軌道をミドルから変化させる右ハイキックを放つ。初回の福田はこうした攻撃を冷静に見切り、右ストレートでバランスを崩させたり、バックハンドブローを放ったりなど、主導権を握りかけているように見えたが、2Rに状況は一変。
福田が膝蹴りを嫌がった様子を見せると、ファンは猛然とラッシュをしかけ、カウンター気味のワンツーでダウンを奪う。轟沈して立ち上がれそうにない福田にセコンドはタオルを投げた。
▼第1試合 66kg契約 3分4R 判定なし
○ジェイ・ジン・ピョー(ミャンマー)
TKO 4R 2分19秒
●蓮實光(パラエストラ栃木)
試合はローを蹴り合う展開から、次第にミドルやハイを狙う蹴り合いに移る。そこからパンチでの攻撃が両者に増えていくが、ピョーが得意とするボディストレートは、蓮實の意識を下げさせ、顔面へのストレートパンチを当てやすくなる。
初回から蓮實はカウントこそ取られないものの、ダウン気味に倒される場面をつくった。蓮實もピョーを脳天から落とすような投げで反撃したが、2回に入ってもピョーの上下に散らすストレートパンチは有効で、蓮實はおびただしい鼻血を被ることに。劣勢の蓮實を見て、セコンドは3回にひとまずのタイム。
しかし再開後も冴えたのはスイッチも織り交ぜるピョーの攻撃で、リズムのつかめない蓮實から左ハイでダウンを奪った。
最終回にも蓮實は中盤に右ストレートでダウン。左耳周辺からの出血にドクターチェックを入った。試合再開後、蓮實はピョーに投げを打つ。その際、蓮實は肩を傷めたのか、立ち上がるのが困難そうな様子を見せた。これにレフェリーはダウンを宣告。立ち上がったが試合続行を認めず、蓮實のTKO負けとなった。
(写真・レポート:善理俊哉)
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