【チャクリキ】ノブ ハヤシ20周年記念試合で無念のTKO負け
ドージョーチャクリキ
「CHAKURIKI 3」
2018年3月1日(木)東京・後楽園ホール
▼第8試合 ヘビー級 3分3R延長2R
〇ナジーム・マリク(ルクセンブルク/2011年フルコンタクト・ベネルクス王者、2013年ベネルクスヘビー級王者)
TKO 3R 3分00秒 ※レフェリーストップ
●ノブ ハヤシ(39=ドージョーチャクリキ・ジャパン/K-1 JAPAN GP1999&2004準優勝)
デビュー20周年試合となるノブの相手はルクセンブルクのナジーム・マリク。190㎝のノブを上回る195㎝の長身ファイターで、戦績は22戦16勝(4KO)3敗3分。これまで2011年にフルコンタクト・ベネルクス王座、そして2013年にはベネルクスヘビー級王座を獲得している。
1R、ノブは左右のローでマリクの前進をけん制。そして前に来るタイミングに合わせカウンターを入れていく。しかし、マリクの振るってくる右クロスや左フックを被弾し、足が止まってしまう場面も見られる。
2R、依然ローで足を止めに行ったノブだが、途中で左足の指を痛めた影響もあったか、左フックを浴びダウンを喫してしまう。さらにダメージのあるノブに、マリクは左フックと右ストレートで迫って2度目のダウンを与えてこのラウンドを終了。
3R、左足に異状の見られるノブにドクターチェックが実施され、ここでストップの懸念もあったが試合は再開。足の負傷で十分に蹴りの放てないノブは、逆転を目指しパンチを中心に猛攻を掛けるが、これをしのいだマリクは右クロスで3度目のダウンを奪取。
そして最後は終了10秒前の拍子木が鳴らされたと同時にラッシュを掛け、ワンツーでノブの巨体を揺るがし、レフェリーはここで試合をストップ。3R3分ちょうど、タイムアップの時間であったがマリクがTKO勝利。記念試合を白星で飾りたいノブであったが、無情な結末に迎えられることとなった。
▼第7試合 ウェルター級 3分3R延長1R
○平野将志(インスパイヤードモーション/元・蹴拳スーパーライト級王者)
TKO 2R 1分37秒 ※左ローキック
●ムッツィ(イタリア/WKAヨーロッパ・ウェルター級王者、WPKCイタリア王者)
1R、WKAヨーロッパウェルター級とWPKCイタリア王座を持つムッツィに対し、平野はサウスポーからのローとヒザを飛ばしていく。平野は左、ムッツィは右とミドルの蹴り合いを展開する両者だが、ラウンド終盤には平野が奥足への左ローを効かせる。
2R、ダメージを見て取った平野は左ロー主体に試合を進め、まずスタンディングダウンを奪取。ムッツィのセコンドからはこれに付き合わずボクシングで攻めろとの指示が飛ぶが、平野はうまく攻撃を散らしてさらにローを蹴り、2度のダウンを追加してTKOで勝利した。
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