【ベラトール】王者コールドウェルが一本勝ちで初防衛に成功
Bellator MMA
「Bellator 195」
2018年3月2日(土・現地時間)アメリカ・オクラホマ州タッカービル ウィンスター・ワールドカジノ
▼メインイベント バンタム級タイトルマッチ 5分5R
○ダリオン・コールドウェル(30=アメリカ/王者)
一本 1R 2分36秒 ※ギロチンチョーク
●レアンドロ・イーゴ(29=ブラジル/元LFAバンタム級王者/挑戦者)
※コールドウェルが初防衛に成功。
コールドウェルは学生時代にレスリングの強豪として活躍し、2012年9月にMMA(総合格闘技)プロデビュー。2014年3月のプロ4戦目からベラトール(Bellator MMA)に参戦を果たし、昨年10月にエドゥアルド・ダンタスからバンタム級王座を奪取した。プロ戦績は11勝1敗。今回が初防衛戦となる。
挑戦者のイーゴは昨年1月、アメリカの新興MMA団体『Legacy Fighting Alliance』(レガシー・ファイティング・アライアンス、略称LFA)で、初代バンタム級王座を獲得した実績の持ち主。昨年4月のベラトール移籍初戦でダンタスに敗れたが、同年10月の再起戦で強豪ジョー・タイマングロに勝利している。
1R、序盤は遠めの間合いでジャブやローを放ち合う展開。先手を取ったのはコールドウェルで、左フックから即座にタックルを仕掛けて、テイクダウンを奪う。
ケージ際まで飛ばされ尻餅を着いた状態のイーゴを押さえ込もうとするコールドウェル。イーゴはいったん立ち上がるも、コールドウェルに投げで体勢を崩され、再びテイクダウンを許してしまう。
ここからイーゴが上体を起こしたところで、コールドウェルはすかさずチョークに捕らえる。これがかっちりと極まり、イーゴはタップ(ギブアップの意思表示)した。コールドウェルが元LFA王者に何もさせず、一本勝ちで初防衛に成功した。
▼女子フライ級 5分3R
○クリスティーナ・ウィリアムス(28=アメリカ)
判定2-1 ※29-28、27-30、29-28
●エミリー・ダコーティ(23=アメリカ)
ウィリアムスは昨年10月にベラトールでプロデビュー戦を迎え、元ボクシングWBCインターナショナル王者ヘザー・ハーディーを打撃で圧倒した末に、ドクターストップに追い込み2R・TKO勝ち。確かな実力を示し、一躍ベラトール女子フライ級のエース候補に躍り出た。
対するダコーティは昨年11月にイリマレイ・マクファーレンとベラトール女子フライ級初代王座決定戦を争った実力の持ち主。マクファーレンに一本負けして王座獲得を逃し、今回が再起戦となる。
1R、リーチと身長で勝るウィリアムスがジャブ、エルボー、左右ハイ、バックスピンキックなど、多彩かつ強烈な打撃で序盤から攻勢に出る。ダコーティはウィリアムスの間合いに入れない苦しい時間が続いたが、終盤に右ミドルをキャッチしてテイクダウンを奪い、トップをキープしてラウンド終了を迎える。
2R、パンチ連打からハイにつなげるコンビネーションで前に出るウィリアムス。ダコーティもステップを駆使して被弾を防ぎ、鋭い踏み込みから右ストレートや右インローを返し始める。しかし、ウィリアムは手数を落とさず、ラウンド終了間際には怒濤の右エルボー連打でダコーティに迫り続けた。
3R、ウィリアムスの打撃を被弾してダコーティの顔面からは出血が見られる。しかし終盤、ダコーティはウィリアムスのパンチを搔い潜り、胴タックルでテイクダウンに成功。そこからマウントを奪取し、パンチ連打を浴びせたダコーティーは一気に腕十字を仕掛ける。ダコーティが大逆転を予感させたが、惜しくもここでタイムアップとなった。
勝敗の行方は判定に。2-1のスプリットでプロ2戦目のウィリアムスがタイトルマッチ経験者のダコーティに勝利した。
PHOTOS(C)Bellator MMA
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