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【ボクシング】亀田京之介がTKOで涙の初勝利

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2018/05/05(土)UP

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渡辺(左)をロープ際へ追い詰め、右を叩き込む京之介(右)

協栄ボクシングジム
「TFC 東京ファイトクラブ vol.2 ~ラスト亀田興毅~」
2018年5月5日(土)東京・後楽園ホール

▼第5試合 56.5kg契約 3分4R
〇亀田京之介(協栄ジム)
TKO 2R1分58秒 ※レフェリーストップ
●渡辺和幸(30=上滝ジム)

 京之介は亀田三兄弟の従兄弟で、6歳からボクシングを始め亀田三兄弟の父・亀田史郎氏に習う。しかし中学から非行に走り中断。18歳から再びプロボクサーを目指して上京し、満を持して今年1月1日にデビュー戦を行ったが、木元紳之輔に2RでTKO負けを喫した。

 亀田大毅から「次、負けたら引退ね」と宣告され、背水の陣で臨む2戦目。今回は元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志の元で出稽古を積んできた。対する渡辺の戦績は1勝(1KO)1敗。

 1R、京之介が積極的に攻撃を繰り出し、右ストレートからの右アッパーをクリーンヒットさせる。渡辺のマウスピースが吹っ飛んだ。その後も強烈な右ストレート、右フックが連続ヒット。渡辺も左フックを打ち返した。

 しかし2R、渡辺の右フックをもらって一瞬ヒザを折る京之介。左フックの相打ちから打ち合いが展開され、京之介が左右フックとボディブローで渡辺にロープを背負わせる。京之介の右ストレートがクリーンヒットしたところでレフェリーが試合をストップ。京之介は声を上げて嬉し泣きした。解説席にいた内山高志は「80点」と評した。

 マイクを向けられた亀田は、「試合に勝ったら何言おうか決めていたんですが、全部忘れました。正直、昨日の夜からデビュー戦もあって不安でいっぱいだったんですが、自分が今までやって来たことを信じて、勝ててめっちゃ嬉しいです。まだ強くなって世界チャンピオンを目指したいです。次の3戦目も絶対にKOで勝ちます」と勝利を喜んだ。

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