2018/06/10（日）UP
（最終更新：2018/06/11 13:59）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▽1回戦　TEAM U-ZUKIDO vs TEAM HALEO

最後はサトシ（下）がチョークスリーパーで極めた

▼1回戦第6試合　8分一本勝負
○ホベルト・サトシ・ソウザ（28＝ブラジル/ボンサイ柔術/2017年ムンジアル世界柔術選手権黒帯ライト級準優勝）
一本　1分29秒　※チョークスリーパー
●中村大介（37＝総合格闘技夕月堂本舗/元DEEPライト級王者）

　片足で四股を踏み、気合いの声を上げてから試合に臨んだサトシはすぐに座り込み、下からアキレス腱固めを取っていく。中村は足を引き抜いてパスを仕掛け、サトシの左腕に腕十字を狙うが、サトシはバックにつきチョークスリーパー。これで中村をタップさせ、チームの勝利を決めた。

得意の腕十字固めを実力者・金原（左）に極めた中村（右）

▼1回戦第5試合　8分一本勝負
○中村大介（37＝総合格闘技夕月堂本舗/元DEEPライト級王者）
一本　2分33秒　※腕十字固め
●金原正徳（35＝リバーサルジム立川ALPHA）

　金原は開始すぐに跳びつき技を仕掛けるが、これは不発となり自身の後頭部を打ってしまう。仕切り直して再開し、背後に回った金原を前方に落とし中村は得意の腕十字にとらえる。腕をL字に曲げられながらも逃れた金原だが、中村が2度目の腕十字を仕掛け、最後は裏十字の形にして金原をタップさせて勝利した。

ジョシュ・バーネットの弟子・ヘンリー（奥）をアキレス腱固めで極めた金原（手前）

▼1回戦第4試合　8分一本勝負
○金原正徳（35＝リバーサルジム立川ALPHA）
一本　7分11秒　※アキレス腱固め
●ビクター・ヘンリー（31＝UWF USA/HF）

　座り込んだ金原に対し、ヘンリーはジャンプしてのパスを狙う。だが上手くいかず、レフェリーはブレークしてスタンドに戻す。金原は続いてタックルでテイクダウン。そしてヘンリーからマウントを奪うが、これはヘンリーが押してガードに戻す。ヘンリーは消極的だとして指導を受け、四つん這いの状態にされてリスタートとなるが、すぐにエスケープして金原と向き合う。

タップするヘンリー

　タックルから下を選択したヘンリーに金原は再びマウントを奪取。そこからヘンリーのバックに回る。そしてヘンリーが向き合ったところで金原は肩固め。しかしこれが取り切れないと見るやヘンリーを突き放し、座り込むと今度はヘンリーの足を取ってストレートフットロック。これでタップを奪い、試合終盤で一本勝利した。

濱岸（上）のアームロックにタップを我慢する徳留（下）

▼1回戦第3試合　8分一本勝負
△徳留一樹（31＝パラエストラ八王子/元パンクラス・ライト級王者）
時間切れ引き分け　
△濱岸正幸（35＝U-FILE CAMP 登戸/元ZSTウェルター級王者）

　3試合目となる徳留だが、濱岸に跳びつき腕十字。だが、これは濱岸が極めさせない。濱岸はパスを進めるが、徳留が足で遠ざけて立ち上がる。そして徳留はタックルでテイクダウンしてそのままパスしてサイドにつく。だが、濱岸は立ち上がってスタンドに戻り小内刈りでテイクダウン。ここは徳留が立ち上がるが、濱岸は再び小内刈りでテイクダウンしてサイドポジションから腕関節を狙う。だが、徳留が足で遠ざけ立ち上がってスタンドに戻る。

　両者立ち技の展開が長くなり、レフェリーから2人に指導が出される。徳留は跳びついてのフロントチョークなどまだ一本への意欲を見せる。しかし濱岸が小内刈りとタックルを合わせてテイクダウンを奪い、アームロックでタップを迫る。苦悶の表情を見せた徳留だが耐え切りタイムアップとなり、徳留は3人と戦い切って脱落となった。

井上（右）の首に腕を絡ませてコントロールした徳留（左）

▼1回戦第2試合　8分一本勝負
○徳留一樹（31＝パラエストラ八王子/元パンクラス・ライト級王者）
試合続行不可能　6分18秒　※肋軟骨骨折の疑い
●井上　学（39＝C.A.C.C.スネークピットジャパン/元パンクラス・バンタム級王者）

　徳留は佐藤戦のようにフロントチョークで井上をグラウンドへ持ち込み、井上の脇の下から腕を差し込んで首を絞めるダースチョークで井上を攻める。井上はこれを極めさせないが、徳留はなおも首への攻めを続行。徳留は再びダースチョークを見せるが、井上は細かに体勢・首の位置を変え、極めに至らせない。

　ならばと徳留はバックからの攻めに変化。しかしここで井上が痛みを訴え、ドクターチェックを実施。井上に肋軟骨骨折の疑いがあり、ここで続行不可能となり試合ストップとなった。

フロントチョークを最後まで離さずに極めた徳留（右）

▼1回戦第1試合　4分一本勝負（体重差が10kg以上あるため）
○徳留一樹（31＝パラエストラ八王子/元パンクラス・ライト級王者/72.2kg）
一本　36秒　※フロントチョーク
●佐藤光留（37＝パンクラスMISSION/DEMOLITION MIDDLE WEIGHT 4MEN TOURNAMENT優勝者/83.8kg）

　徳留は前方から跳びついてギロチン（フロントチョーク）を仕掛け、後方回転してグラウンドに持ち込む。そこから逃れようとする佐藤の足を絡めてとらえ、再びフロントチョークで締め上げ、この“ジャパニーズネクタイ”で佐藤をタップさせて勝利した。