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【GFG】青森の雄・小倉卓也が地元の旗揚げ大会で元UFC清水俊一を撃破

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2018/07/01(日)UP

GFG実行委員会
「GFG:Global Fightingsports Game」
2018年7月1日(日) 青森・プラザマリュウ五所川原

激しい打ち合いを演じた地元の雄・小倉卓也(左)と、元UFC戦士・清水俊一(右)

▼メインイベント バンタム級 5分2R延長3分1R
○小倉卓也(35=スカーフィスト)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●清水俊一(33=宇留野道場)

 新MMA(総合格闘技)イベント『GFG』(Global Fightingsports Game)の旗揚げ興行が開催された。GFGは「地元密着のMMAイベント」開催を目指して、北海道の格闘技イベント『BOUT』の協力のもと、青森県のT-Pleasureジム代表・藤田成保氏を中心とした実行委員会が運営する。
 
 メインイベントでは、地元青森にてスカーフィストジムを主宰する小倉卓也(35)が清水俊一(33=宇留野道場)と激突。小倉は2016年に修斗の総当たりリーグ戦インフィニティリーグで優勝し、現在まで17戦9勝8敗の戦績を持つ。9勝の内3つがKO勝ち、4つが一本勝ち。

 一方、清水は2005年5月に『ZST』でプロデビュー。同団体の主力選手として活躍し、2012年6月にはリトアニアの『BUSHIDO』でフェザー級王座に就いた。2014年1月には1戦のみだが『UFC』出場も果たし、その後はパンクラスを主戦場とする。

激戦を制したのは小倉

 1R序盤は清水がパンチをヒットさせるが、小倉もインパクトの強いパンチで応戦。終盤には小倉がバックからの鉄槌を決める。

 2R、清水がパンチで先手を取ろうとするが、地元の大声援をバックに小倉も打ち合いに応じ、逆にストレートでダウンを奪う。清水はすかさずタックルからテイクダウンに行った。一進一退の攻防が続き、本戦はドロー。

 延長Rでは小倉がテイクダウンに成功し、ポジションをキープ。激しい一戦は小倉に凱歌が上がった。

 試合後、小倉は「清水選手はつかみどころのないうまさを感じたし、さすがUFCに出ていただけのことはあるなと感じました」と賞賛。

T-Pleasureジム代表の藤田成保氏が中心となって主催

 旗揚げ興行のメインを任され、勝利を飾れた事に関しては「藤田さんに地元でこのようなイベントを開いて頂き、しかも清水選手と戦えたことには物凄く感謝しています。地元で応援してくれている人たちにも良い所を見せられて嬉しい。これからもこの大会を通じて青森県のMMAを盛り上げていきたいです」と、引き続きGFGを盛り上げていきたいとコメントした。


バックマウントからのパウンドでTKO勝利をあげた梶川

▼セミファイナル フライ級 5分2R延長3分1R
○梶川 卓(35=スカーフィスト)
TKO 2R 4分04秒 ※グラウンドパンチ
●児玉勇也(27=トイカツ道場とらの子レスリングクラブ)

 感情をむき出しにして戦う地元スカーフィストの梶川と、隣県の岩手出身の児玉の一戦。

 1R、児玉がジャブで先手を取るが梶川はすかさずテイクダウンを奪う。スタンドの攻防は梶川やや優勢だが終盤、児玉もしのいでパウンドで反撃にでる。

 2R、児玉がパンチからタックルを仕掛けるが潰されて梶川がバックからパウンド連打を決めレフェリーが試合をストップ。梶川は勝利の雄叫びを上げた。

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