【DEEP KICK】日韓対抗戦は日本の3勝、百花が大トリの重責を果たす
DEEP☆KICK事務局
「DEEP☆KICK 36」
2018年7月1日(日)大阪・旭区民センター大ホール
▼第14試合 ダブルメイン2 日韓対抗戦4対4 ミネルヴァルール 48kg契約 2分3R
○百花(魁塾/ミネルヴァ・アトム級王者)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-27
●キム・ヒョンジュ(韓国/釜山TAEHAN MUAYTHAI)
昨年9月、百花はC-CHANを判定で撃破してミネルヴァ・アトム級タイトルを獲得。今回の相手ヒョンジュは一昨年に大韓ムエタイ協会51kg級で新人王を獲得し、その勢いで昨年は世界キック連盟主催の同級トーナメントで優勝している。
ピン級やアトム級(46.26Kg以下)が適正体重の百花の体重に合う選手が韓国では見つからなかったため、ヒョンジュとの体重をすり合わせ契約体重は48kg級に設定された。それでも両者の体格差は大きく、1R、ヒョンジュのミドルキックを食らった百花はパワーの差を痛感したという。しかし、百花はパワーでは分が悪くても、スピード、手数、機動力では断然上。
2Rになると、1Rからコツコツと打ち続けていた右ローキックが効き始め、ヒョンジュがグラつく場面も。続く3Rも試合を優勢に進めた百花が文句なしの判定勝ちを収めた。
試合後、男女混合大会の大トリの重責を果たした百花は「これからは関西を中心にミネルヴァを盛り上げていきたい」と力強くマイクアピール。
主催者によると、今後はNJKF西日本やDEEP☆KICKだけではなく、イノベーション認定大会であるBORDER-KICK、NKB西日本、ホーストカップ(順不同)でもミネルヴァを女子キックの総称として位置づけ、業界全体で盛り上げていく意向なのだという。今回の試合結果を受け、トリプルセミファイナルで勝利したAyaka(NJKF・健心塾)と共に敗れたヒョンジュとキム・スヨンもミネルヴァのランキング入りを果たした。なお、メインの結果を受けて4vs4日韓対抗戦は日本チームが3勝1敗と勝ち越した。
▼第13試合 ダブルメイン1 DEEP☆KICK 53kg級次期王座挑戦者決定戦 3分3R延長1R
○風音(京賀塾/フレッシュマン53kg 1dayトーナメント優勝)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-27
●松岡宏宜(闘神塾/同級4位)
※風音が次期挑戦者に決定
1R2分過ぎに、松岡の首に絡みつくような右ハイキックでダウンを奪った風音。ダウンを奪われた松岡だが、2Rになると、セコンドの檄を背に松岡は危険な打ち合いに何度も挑み、試合の流れをたぐり寄せる。3Rになっても、松岡のプレッシャーは増すばかり。大逆転を狙ったバックハンドで何度も会場をわかせた。
結果的に風音がダウンで稼いだポイントを守りきる形で勝利を収め、現王者・滉大への挑戦権を手に入れた。
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