【UFC】コーミエが初回KO勝ちで二階級制覇を達成、試合後はレスナーと一触即発に
▼ライト級 5分3R
○アンソニー・ペティス(31=アメリカ/元UFCライト級王者/UFCライト級12位)
一本 2R 52秒 ※腕ひしぎ三角固め
●マイケル・キエーザ(30=アメリカ/UFCライト級9位)
ペティスは2013年8月にUFCライト級王座に就いたこともある実力者だが、2015年3月の王座陥落からは負けが先行。昨年11月にはダスティン・ポワリエと流血の大激闘を繰り広げたが一本負けを喫し、今回は再起戦となる。
対するキエーザは2012年6月からUFCで7勝3敗の戦績をマーク。ここ最近はジム・ミラーやベニール・ダリウシュといったランカー相手に3連勝を収めるなど好調だ。
1R、開始早々にペティスのヒザ蹴りにキエーザが合わせてテイクダウンに成功。ペティスはキエーザの肩固めやアームロックをしのいで立ち上がる。なおも、キエーザがしぶとく組みついていくが、ペティスはテイクダウンを許さない。
いったん距離を取る両者。やや攻め疲れた様子のキエーザに対し、スピードのある左ローや後ろ回し蹴りを放って反撃に転じるペティス。キエーザはペティスに蹴りをキャッチされて転倒し、終了間際には右フックを浴びて尻餅を着く場面も。
2R、左ローから右フックを放とうとしたキエーザに対し、ペティスが鋭い右ストレートを顔面に突き刺す。これでよろめいたキエーザは、ペティスの追撃の飛びヒザ蹴りを浴びて倒れ込む。
ペティスは立ち上がろうとするキエーザをフロントチョークに捕らえながら一気に下へと引き込み、三角絞めに切り替え。キエーザが何とか脱出を試みると、ペティスはそこからヒジ関節も極めにいき、最後は腕ひしぎ三角固めでタップを奪った。ペティスが再起戦を一本勝ちで飾った。
▼ライトヘビー級 5分3R
○カリル・ラウントリー(28=アメリカ)
KO 1R 1分36秒
●グーカン・サキ(34=トルコ/元GLORYライトヘビー級王者)
サキは2000年から2015年にかけてキックボクシングのトップ選手として活躍し、K-1やGLORYといったビッグプロモーションにもレギュラー参戦。2004年に一度だけMMA(総合格闘技)の試合を経験したことはあったが、昨年5月にUFCと契約して本格的にMMAに挑戦することを決めた。同年9月にはUFCデビュー戦を初回KO勝ちで飾っている。
対するラウントリーは2014年6月に総合格闘家としてプロデビューし、2016年7月のプロ5戦目からUFC参戦を果たした。UFC戦績は2勝2敗1無効試合だ。
1R、互いにジャブを突き合いながらサウスポーのラウントリーは左フック、オーソドックスのサキは右ハイや右ローへそれぞれつなげる。すると、サキが構えをスイッチして左ローを繰り出したところで、ラウントリーの強烈な左フックがクリーンヒット。
これで後方へ吹っ飛びダウンしたサキに対し、ラウントリーは追撃の鉄槌を連打を浴びせる。頭を腕でかばった状態で動けなくなったサキの様子を見て、レフェリーが試合を止めた。ラウントリーがストライカーのサキを相手に打撃でKO勝ちし、MMAの洗礼を浴びせた。
▼ミドル級 5分3R
○パウロ・コスタ(ブラジル)
TKO 2R 2分38秒
●ユライア・ホール(アメリカ)
▼バンタム級 5分3R
○ハファエル・アスンソン(ブラジル)
判定3-0 ※三者とも30-27
●ロブ・フォント(アメリカ)
▼ライト級 5分3R
○ドラッカー・クロース(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●ランド・バンナータ(アメリカ)
▼ウェルター級 5分3R
○カーティス・ミレンダー(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも29-28
●マックス・グリフィン(アメリカ)
▼ライト級 5分3R
○ダニエル・フッカー(オーストラリア)
TKO 1R 2分28秒
●ギルバート・バーンズ(ブラジル)
▼女子ストロー級 5分3R
○エミリー・ウィットマイア(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも29-28
●ジェイミー・モイル(アメリカ)
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